今月のまんがタイムきららチェックポイント(2015年4月号)

先に総評

 今回の注目点? 勿論ざら先生のご帰還なのよさ! と言う事で今回の総評はいつものノリをマジかなぐり捨てンぞして、ざら『ふたりでひとりぐらし、』感想となります。
 とりあえず第一回となった今回は登場人物、それもメインの二人を見せていく回となりました。女子高生から女子大生へと羽化し始めの話として今回はあります。その始業式にスーツ決めるスグミさんもいいですが、高校制服のハイブリッドするみなもさんの良く分かんないところも嫌いじゃないぜ。というか、この回だけでも制服のとこ含め三カ所くらいちょっと変な子やね、というのがあるみなもさんであります。何だろうこの子、放っておけない雰囲気がある。対してスグミさんは面倒みが良くてちゃんとした子であり、この二人がボケとツッコミの形で進んでいくのだろうなあ、というか進んでるなあ、というのが仄見えて、中々期待できるじゃあないの。と思ったりも。とはいえ、最後に出てきた元自宅警備員の全さんという男の人要素がどう絡んでくるかはかなり焦点になりそうです。今のきらら本誌では男性キャラでも存在感ないといけない、んですが、わりとマイナスからスタートなんだよなあ、全さん。ここから株が上がるのか、それともいたね、そういう人も……、って忘却の旋律するのか。マジ試金石な人物ではなかろうかと。ホントに、どうなることやら。ああ、パロネタは今回は適宜応答というか、必然性があるなら、パロるわ! っぽい感じでありました。こういう小ネタをガンガンぶっ込むと大変そうだけど、そういうのもまた好きなのでやってくれるのかしら、と思う事にしましたよ。

個別チェック三連弾

  • 津留崎優『箱入りドロップス』
    • バレンタインデー当日、パート2。今回は雫ちゃんと陽一、そして鈴音ちゃんの微妙な位置取りな回が二本立てでありまして、雫ちゃんが鈴音ちゃんの事を気遣ってチョコ渡せない、というのを陽一は知らず貰えない! ってなってるとこが楽しい所でありましたが、二本立て二本目にて、鈴音ちゃんからチョコと告白、なんですが、そこで陽一のやつぁ、とうとう自分の雫ちゃんへの気持ちが分かってしまうんですよ。このタイミングで……っ! なので鈴音ちゃんは玉砕でありました。不憫……。でも、一番不憫なのはまたしても恋心未満のままで玉砕が確定的に明らかになった関さんですよね……。彼女は何故ああいう位置取りを毎度させられるのか。神所謂GODである津留崎せんせの掌の上と言う事ですか。言うんですか! さておき、でも雫ちゃんは鈴音ちゃんの事を応援したいな、という思いを持っていたりして、それで雫ちゃんからチョコを貰える、というので笑顔に――そう、笑顔に!――なる陽一を見て、色々な感情が渦巻いてしまって、というので次号に。な、なまごろし……っ!
  • 荒井チェリー三者三葉
    • 双葉さん、食の道を志す? の巻。ですが一番インパクトがあったのはマフィンを貰って喜び、『ゼルダの伝説』みたいにちゃらららー。する葉子様でした。嬉しがり過ぎです。今はそこまで困窮してないはずなのに。もう癖として染みついているのだなあ……。さておき、双葉さんが食の道を志す、というのは実際の所妥当な線であるなあ、とも。食う人は食う事関連に精通する、もっと言えば興味がある所が同じ物なら勝手に精通しちゃうものですし。実際腕もいいなら、そっち進むのありだろうなあ、とか。そっちの道には園部さんという越えていいのかよく分からない壁がありますけど。険しいのか緩いのかも分からん、不思議時空、はっせー。級の不思議な壁ですけど。
  • 湖西晶『〆切ごはん』
    • ジムに行くの巻。エアロバイクに萌えキャラがあったら、といううむ、分からん。という発想をするゆかりせんせぱない。それで自分で妄想して勝手に自分の中のギア上げちゃう辺りが特に。そういうの絡むと燃/萌える性質なんだなあ。そして今回のお食事はちくわを縦長になるように切ったのに色々乗せる系。マヨネーズ多過ぎるので多分ジムの消費カロリー帳消しです。でも、簡単だからやってみたくなるなあ。後、全くどうでもいい事ですが何故同じ月のまんがくらぶ誌の迂闊『のみじょし』とジムネタが被るのか。シンクロニシティですか。終わった後のビール最ッ高ッ! してたのも同じ道だし。偶然ってあるもんやねえ。

今月のワンワード

大倉山先輩なんです

  • キャー! 言っちゃったー! 大咲、告白しちゃったー! と思いたいですが、ニブチンの大咲なので、ここから大返しという可能性もなくはなく、でもそうなったら大咲の株が大暴落して留まる事を知らない事になりそうで、なのでまだ予断を許しません。大倉山先輩がふっちゃうという可能性もありますし。でも、くっついて欲しいなあ。とは思うんですヨネ。