感想 明音 『ぷちます!』7巻

 大体の内容「今日も元気に! ぷっちまーす!」。相変わらずのぷち達のふぁんたじー感から引っ張られてアイドルの方々すらふぁんたじーな感じのアイドルマスター世界、それが『ぷちます!』なのです!
 今回は765プロのアイドルの方々より明らかにぷちの存在感がでかいというか、単純な登場数で確実にぷちが勝っているというぷち全盛期とも言える状態であります。その為、ぷちを自在に操れる装置じゃねえ立ち場の人の登場回数が多い傾向にあります。とはいえ、その最右翼四条さんは何故か少なめだったので、その辺はバランス考えたのだろうか、とも思われます。それだけぷち全盛期なのです。
 さておき。
 今回の三つのトピックを上げますと、真さんカワイイヤッター! 千早カワイイヤッター! 律子さんカワイイヤッター! であります。真さんはドラマの主役! というので舞い上がったり黒ロン……!? ってなったりPに頭撫でられてやはり舞い上がったりと大変可愛かったです。大体この漫画での登場ではコメディリリーフが多い、実際にこの巻のこたつ回でそれがしっかり発揮されてますが、こうやって可愛い出されるとヤッター! ってなりますよ。なるもんですよ。それくらい可愛かったと思っていただきたい。
 千早さんはそば打ち体験レポート回が変なテンションになってて可愛かったです。イメージ的に静かな雰囲気のあり、実際この漫画でも静かな時は静か、ヤバい時はヤバい、でもやっぱり静かの雰囲気の千早さんが変なテンション。それだけでいいものです。この巻では徹夜のせいでハイになって鳥人間! とかやってた時は流石に可愛いを通り越して寝ろでしたが。
 律子さんが可愛いは皆が知っている事なので書き連ねませんが、一つ。こたつを常態として受け入れているのに「ナンノコトカシラー」とかしらばっくれてる律子さんは素晴らしかったですね。あれはいい。
 さておき。
 今回の最も好きなのは、上の三つではなく、ぷち達と美希との髪型結い結い回でしょう。鬼盛りし過ぎて無茶な事になってて、それがぷちの可愛らしさと相まって至高にして究極の雰囲気を醸し出していました。片方によってるから歩行がままならないとか、右、左、真ん中が合わさって一つのオブジェめいた瞬間の何これ感とか、素晴らしかったですよ。この漫画、どこか異才めいた雰囲気で、他の進まない道をあえて通って、「この道は俺に任せろ!」しているように感じられますが、それが奏功しているのは間違いなく、よって唯一無二の可愛い漫画なのですよ。ワカタカ!←どうした