『スプラトゥーン』.96ガロン私的覚書 シオノメ油田編

この項について

 この項は俺もあなたも『スプラトゥーン』の.96ガロン(以下無印)の攻略のような物です。ような物、なので結構いい加減です。自分の感覚を残す為に書く文章ですので、一人称揺れ、文体揺れは当然ある、と思っていただこうッ! な負け犬ムードでやっていきます。一応、攻略を意識したつもりで書いてるんですが、まあいい加減ですよ。ガチマッチやってないからナワバリの話しかしないですよ。そんなもんだよ。
 ということで、今回はシオノメ油田。それではいってみましょう。

シオノメ油田について

 初期5マップの一つ。ナワバリでは明確にリスポーンキルを狙えないマップで、更に明確に北を取る方が勝つわ。というマップでもあります。それでも北に引きこもってるだけで勝てる訳でもなく、更に南の広場をどうするか、というのも思案のしどころとしてある、考える必要が強いマップです。個人的には初期5マップの中でも未だに攻略が定まらないマップですが、それでもなんとかやっていきましょう。

北か南か

 シオノメ油田というマップは北に大きなコンテナ置き場があり、南にそれよりは幾分小さい広場があり、そしてそこを繋ぐ道がある。そしてその通路に沿うように自陣相手陣があるという形です。そして勝利を目指す場合は、北を完全に取っていれば大体勝てるマップでもあります。繰り返しになりますが、北の占有率がそのまま勝率になると言っても過言ではありません。とはいえ、南をおざなりにしていいか、というとそれも思案のしどころ。通路と南の広場を掌握していると、その後は北にちょっと食いこめば勝利、という勝利形もこのマップにはあるからです。なので、北を取るのは必須事項ながら、固執するのはいけない、でも取ってないと中々勝てない。と言う流れの中で、無印はどう動くべきか。
 それについて考えると、基本的に無印は上から撃つ方がいいので、北を取る動きをするのがいい、という判断が出来ます。ただ北のコンテナ置き場を取るだけではなく、そこに至る入口を上から狙い打つことや、更に入口より外で通路の上から下を撃つ、というのも含めて北は無印にとっては良い位置なのです。射程が長いので、高い所からの射撃が有効打になりやすいんですね。ただ塗る以上のプレッシャーがかけられます。
 対して南は、というとこれは逆にやや厳しめ。やはり通路を上がっていかないといけないのが鬼門になり易いです。上にある程度撃てると言っても、下の方の通路にいるところで高い所から撃たれるとやはり厳しい。エレベーターを使えばある程度スイスイではありますが、そこは狙われやすい所でもあります。この辺からも、先に北を目指すのが安定と言えましょう。

北……、面倒なのよやつは……(鳥飼感)。

 とはいえ、北を取るのはほぼどのブキでも狙う形。当然相手も味方も殺到します。この中で生き残り、維持するのは大変です。な訳で、とりあえず生存率を高めるムーブをいくつか。

  1. 左右ある高台での射撃
    • これは入り口付近への牽制力が高いムーブ。射程の長さを活かす形ですね。そこへ至る道も始動地点から道一つなのでわりと行きやすいのがいい点。欠点は相手がこちらの陣地近くを制圧すればわりと簡単に登ってこられること。逆に言うとこちらもされたらそうするべし、ではあります。また、小さいながらももうちょっとコンテナ入り口の近くに行ける道も存在するので、そこを使って動くのもありです。狭いので落ちる可能性もありますけれども。
  2. パイプを登った先からの射撃
    • コンテナ置き場内にパイプが上の方へ、という所がありますが、ここも登ったら射撃位置として使えます。範囲が狭いものの周りは開けているので撃ちこみ易い、特にコンテナのある所辺りも撃てるのがセールスポイント。問題点はそこへの道を塗るのが若干面倒なのと、狭いので回避がしにくい点。どちらかというとこっちが先行している場合に使う位置でしょうか。
  3. コンテナの上から射撃
    • コンテナは色んな高さがあるので、状況と好みに応じて乗る場所を変えるといい感じ。到達するまでに時間がかかるのと、奥の方なので攻め入られている状況であるというのが欠点でしょうか。クレーンが動かしている足場も使い勝手は面白いので、それに逃げるのも手ですね。

 こんな所でしょうか。総じて高い所から撃つのを意識するのが、無印としては重要です。平地で戦うのも当然あり、というか状況によってはこっちメインでもいいでしょう。特にコンテナ置き場入口は激戦区になり易く、高台目指さない場合は混戦して厳しいんですが、それゆえに制圧出来ればかなりでかいです。何しろ、無印の射程ならそこから下に、南広場に通じる道に向けて撃てるようになります。上の通路側でも、下の通路側でも、撃ちこめるのが本当に大きい。北の制圧はここの制圧と言ってみてもそれ程間違いじゃないかもしれません。無茶苦茶激戦区ですが、制圧出来ればそれだけ勝利に弾みが付きます。
 北が取れたら、次は南をどうするか。

南は気にするな

 北さえきっちり取れていれば、大体の場合では勝利できます。が、それでも下をきっちり取ってこちらに攻め込まれると、北の塗り面積の有利は覆る場合もあります。相手としては、少しでも削れれば勝利、という青写真も出来るからです。それをさせない為にも、南に封じ込める作戦を取る必要があります。とはいえ、これはわりと難しめ。リスポーン地点からの移動を駆使すれば、わりとあちこちに行けるから、上手く封じ込めするのは難しいということです。逆に言うと、守勢の場合も通路への入り口をしっかりされない限り、というか入口を締めるのはしっかり出来ないので、北への道筋は常にある、という状態です。南の広場はそれ程気にする必要はなく、むしろ相手が入ってくる通路を気にするべきなのです。と言っても、全く無視するのは中々難しい。それを取っていた方が、守勢で勝てる率も変わってくるのも実際の所です。ここは無印が行くべきか、それとも行かぬべきか、でありますが、制圧力よりも塗り力を求められる地帯なので、スプリンクラーがある無印はそこそこ効果を上げられる、というのは覚えておきたい所です。味方のブキ次第、というのが結局のところですが、基本はスプリンクラー設置して北を目指す、というムーブをするのが安定ではないかと思います。

さあ、塗りだ!

 このマップでスプリンクラーが活躍する場面はそこそこ多いです。北ではコンテナ置き場で高い所やクレーンで移動する足場、また入口近くのT字になっているとことかパイプの上などが中々壊しにくく有効です。通路側は良い位置はあんまりないし撃ちあいなのでスプリンクラーの嫌がらせ効果は低め。南の広場は壊すのが超面倒臭い広告看板の横の方か、塗り範囲が効果的なコンテナの積んである真ん中辺りがいいでしょう。射撃での塗りは基本の撃ち方していればおのずと、です。下に撃つことが出来る場合などは、敵の歩みを止める塗りを心がける、という長射程の基礎で十分塗れます。

〆ましょう。

 シオノメ油田は、

  1. 北と南をどう扱うかで勝敗が決まるマップ。北は基本だが、南もおろそかには出来ぬ。
  2. 長射程を活かせる場面が多いマップ。その分、対応策も練られているマップですが。
  3. 塗りはスプリンクラーを要所に置くとダンチなマップ。いい位置をしっかり覚えましょう。

 というのでいいんじゃないでしょうか。