今月のまんがタイムきららチェックポイント(2017年5月号)

先に総評

今回はあれですね、きらスタが初っ端からぶっ飛ばしてきている辺りでしょうね。もうそれが印象強すぎて、全体の印象が全然上書きされないという。ここ最近のきらスタいいんちょと乙っちの同棲とか、ぶっぱし過ぎぃ! な内容で、攻めてきているのか基本ムーブなのか全く判然としない状態です。このままエース格としてしっかりと進んでくれたらいいかと思います。
さておき。
もう一つ、全体の印象としてかろうじて残っているのが、スミ『ボディーガードのいる生活』の連載化。あまりに素早い、まだゲスト1回だけでその反響、というのは皆さま堅物ボディーガードが日常にいる生活ってのが好きなんだな! と思わざるを得ません。ゲスト2回目の今回は更にお母堂がおかしいというのがぶち込まれて混沌としてまいりましたが、きっちりドキドキな展開もあり、連載化してどうなるんだこの漫画。という気持ちが、ふつふつと。楽しみです。

個別チェック三連弾

  • 異識『あっちこっち』
    • 現実は春爛漫ですが、作中は完全に冬。みんなでおこたでお話しつつ、雪がちょろっと降ったら外に出て、と言う回。『あっちこっち』らしいゆったりとしつつもアグレッシブなところが然りと出ていた回でありました。今回のつみきさんは伊御さんの懐に入るチャンスで一瞬攻めていこうとしていて、でもそれは、と気づいたのか後退していく様が素晴らしかったです。相変わらずだなあ! もっとラブラブしてもいいんだぜ?
  • 川井マコト『甘えたい日はそばにいて。』
    • 楓君とひなげしさんの微妙な関係性で魅せていく、というのがこの漫画のベースである、と思っていましたが、楓君の方はまだ家族との死別の余波が強すぎてそれどころじゃない感があり、しかも小説の方も家族物が十八番だった、というので更にそれ色々まずいじゃないですか!? という話がされる回でありました。この辺の情報提示がギンギラギンにさりげなく、その上でひなげしさんがどう構う形になるのか、あるいは楓君がどう呪縛から逃れるのか、という漫画なんだな、とまた受け入れる姿勢を新たにしました。しかし、なんでなんで彼女たちに感情なんて与えたんだ! ってグリーンリバーライト声で言いたくなりますね。前も言ったかもですが。でも、だからこそ楓君が解き放たれる可能性があるのか、とかなんとか。どうなるんだこの漫画。
  • ぬっく『おとめサキュバス
    • 雨でテンションが上がって陽気になる種族! そういうのもあるのか。ということでキュリアさんが終始変なテンションで、それがまたクソタレ可愛い回でありました。普段もじもじ系なキュリアさんだけに、陽気になるだけでまた違った魅力が発動しており、更にそれが晴れの日になるとテンション高かったの思い出して、というので更に可愛く、なんだよ、可愛いのかよ……。っておかちーでなくても言いたくなるものがありました。いや、おかちー関係ないですけど!

今月のワンワード

  • ざら『ふたりでひとりぐらし、』より

……1500回回せる…

  • 天衣さん、ガチャにはまるの回でのこの言葉。完全なガチャ脳です。本当にありがとうございました。
    • ゲーセン脳というか音ゲー脳もこれに似た感じありますヨネ。この食事5クレだとか。あまりに良くない思考なので皆さん真似しないように。