今月のまんがタイムきららチェックポイント(2018年9月号)

先に総評

今月号は新連載攻勢第二段がお送りされましたが、どちらも、うーん、という感じ。かきふらいけいおん!Shuffle』程の技前ではない、というのが現在の所感と言えましょうか。悪くはない、だが飛びぬけていいとも言えない。あるいは単に個人的な嗜好がきららとずれてきたのか。いやでもルッチーフ『奥さまは新妻ちゃん』とかビンビンに来てますよ!? 確かに、最近好きだった漫画が立て続けに終わった段階で察しろ案件かもですけどねえ!? でも『ゆゆ式』ですら終盤にくるという謎の誌面状態の謎の前では、そんなの些事マジバーツですよ!? ←落ち着け

個別チェック三連弾

  • 篤見唯子スロウスタート
    • そうか、最近の若い子は勉学の場でダンスを踊るのか。と言うと若干の語弊がありますね。体育の授業の一環としてダンスがあるのか、が正しいです。ということでダンス回。花さんも練習に勤しみますが、テーマの方が個人が泥棒でチームが蟻だ、というどういうことだよー! ってちゃんみお声で絶叫するもので、そりゃ花さんが挙動不審になるわ。でありました。ああ、ダンスが無い世代で本当に良かった。
  • 鴻巣覚『がんくつ荘の不夜城さん』
    • 白仙さんとジーニャさんの初顔合わせ。当然、白仙さんは怒涛の塩対応。でもジーニャちゃんがいい子なので、その塩をどこに持って行けばいいかと戸惑うばかり。そして漫画家二人の話にあまりに関われなかったので、ちゃんとアシスタントとしてやりたいと思う、白仙さんなのでした。この辺の心の機微が不夜城さん全く分かってなさげなのも合わせて、大変美味しゅうございました。
  • 三上小又ゆゆ式
    • この漫画の相変わらずの捉えどころのなさはとても強いのですが、今回掲載位置がやたら後ろでありまして、滔々ととうとう時勢が変わってきたか、という思いに囚われました。内容の方はいつもの通りのサマーフォーエバー。三人がわちゃわちゃやっているだけで楽しい。ふんがー。そう言うものでした。この『ゆゆ式』の独特の独特が体得出来たら、歴史が変わるかもしれない。らないかもしれない。

今月のワンワード

  • 阿部かなり『みゃーこせんせぇ』

統一シャッフルスタート!

  • てっきり耳&尻尾の消失が狙いかと思ったら、どうせなら揃えて欲しい、というのでもう何が何だか。好みは人それぞれという言葉が、我々の切り札。というかシャッフルしないやつは無かったのか!