シャドウバース<暗黒のウェルサ>環境で今週の三戦の使用デッキについて 第一回

この項について

 シャドウバースをちゃんとしよう。ということで、毎週毎日ちまちまやって、その週の三戦をピックアップして動画を作ろう企画の余波として、使ったデッキの解説とかを勝手にやって楽しもうという腹です。こういう部分で書いておかないと、どうしてそうしたか、の理路が分からなくなることもありますので。
 ということで、それではいってみましょう。

その前にまず動画の方を

YouTube
youtu.be
ニコニコ動画
www.nicovideo.jp
 さておき、内容の方へ。

第一回のデッキ<進化共鳴操作ネメシス>

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 デッキ形としてはこういう形になっております。

狙いとか

 基本的に狙う筋は二つ。一つは進化を推し進めて<魔弾の射手・エッセル>と<閃耀の双剣・カトル>の解放奥義を狙っていく筋。

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疾走付与能力が実際強い。

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2回攻撃は疾走と噛み合ってこそ、なとこあり。

 特に手札フォロワー全て疾走のエッセルの解放奥義の方が重要度が高いので、エッセルを特に重視したいところです。それがまず先にあってのカトル、と考えても問題ないでしょう。9ターン24点とかまで出るので、勝ち筋としてはこれが一番有効かもしれません。
 もう一つは共鳴操作して<マグナゼロ>の全体打点を狙う筋です。

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20点は難しいけど、10点ならコンスタントに。

 共鳴20回は流石に時間がかかり過ぎます。しかし10回で10点はわりと狙いやすいので、そこを目指していくのが共鳴操作軸の肝です。7ターン目で10点飛ばせたりすることもあるので、上手く共鳴操作狙いたい所。
 ただ、それでもどちらもそれなりに時間がかかる筋なので、そこまでどう凌ぐか、というのもあります。凌げない率も高いです。
 さておき、狙いが二種ある為、どちらに傾倒すべきか、というのはわりと最初から考えていないといけません。そううまくはいかないし、実際動画の方では最初に睨んだいけそうな筋、というのが大返しくらうばかりしていたので、ここでそう発言しても説得力がないのですが、でもどこに着地するか、というのは早めに見切りをつけるのが、このデッキで頑張る為の一里塚となります。
 では、カードを確認してみましょう。

カード紹介しつつどう使うかみたいな話

 狙いの方は先述なので、他のカードを見ながらそれの狙いについてタラタラしていきましょう。
 まず共鳴操作系から行きましょうか。

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 1コストスペル<空間の開錠>。ワンドローと、エンハンス7で<プライムアーティファクト>を突進持ちにして場に、ですが基本1コストワンドロー狙いのスペルです。7コスト目で気を使ってプライムを呼ばない方針を考えるまであります。それくらい、1コスト1ドローは便利なのです。
 そして共鳴はデッキ枚数によって出たり入ったりなので、ワンドローすれば操作可能、というのでワンドローはそれだけで共鳴操作になるのです。ワンドローは実は共鳴操作。忘れがちですので気を付けたい所です。

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 1コスト攻1体1突進持ち、と盛っている<強襲の小型機>。更にエンハンス3でワンドローなので、共鳴操作要員です。ついでに、共鳴でない状態から共鳴になれば、必殺持ちにも。自身のドローで共鳴状態になれば、当然必殺持ちになります。後半でも十分生きる性能をしています。とはいえ、顔詰めの要員としては貧弱なので、そことワンドローと大体必殺が3コスト、をどう考えるかという所はあります。

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 2コスト攻2の体2フォロワー<ガジェットユーザー>。ワンディスカードからワンドローというのが若干使いにくいものの、それでもワンドローは要る、という理屈でぶち込んでいます。共鳴操作の名目上、ドロソは多いので、手札がカツカツになる、と言う程にはならないので、その面は楽なのが有難いです。ただ、捨てるカードの選別がかなりこのデッキだと難しいので、その点は留意が要ります。ここの使い方が勝敗に響くことすらあります。

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 2コスト攻2の体2フォロワー<エナジーサプライヤー>。ドロー役ではなく、デッキに<アナライズアーティファクト>を埋める役です。1枚だけなので、これも共鳴操作に使えます。いれば毎ターン可能なのと、ディスカードしない点が<ガジェットユーザー>より優れていて、逆にドローではないのが欠点です。<アナライズアーティファクト>はラストワードでワンドローなので、確実に引けるかはさておき、有用ではあります。そして地味な体力回復もあります。本当に地味なので忘れそうになりますけども。

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 3コストスペル<調整失敗>。使用ターンの二つ先までの通常ドロー以外のワンドローを約束するカードです。つまり毎ターン共鳴操作の最低保証がつくということです。共鳴操作軸においてはかなり有用なカードですが、特に盤面干渉はしないカードなので、テンポロスからあれよあれよ、もあるので難しい。どこまで図々しく使用出来るか、というのが肝になるカードです。本当にこのカードによって勝敗が左右されるので困りますよ。あと、イラストカワイイ。眼鏡っ子

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 2コスト攻1の体1<小さき赤き竜・ビィ>。ワンドローのフォロワーでもありつつ、エンハンス6で自動進化のフォロワーでもあります。このデッキではどちらの用途でも使える有能カードです。逆に言うとどっちで使うかはっきりしていないとどっちつかずの動きになるので、その点は非常に考える必要はある一枚でもあります。このデッキの妙味が一番でるとこですね。
 ここからは進化軸の方で使うフォロワーなどです。

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 2コスト攻1の体3のフォロワー<回転芸術家・スピナー>。エンハンス4で自動進化するのと、共鳴状態なら2回攻撃持ちに。共鳴時なら二面処理も出来る面はあり、悪くはないのですが今は入れ替え対象として見ています。自動進化から2回攻撃が気に入っていたら、という但し書きが必要でしょうか。悪くはない、んだけどもうちょいかと。

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 3コスト攻2の体2フォロワー<突破のマリオネッター>。肝は進化すれば手札の<操り人形>に自動進化を付与するところ。ファンファーレで<操り人形>を手札に加えるので、自動的にそれが自動進化を持つ形に。実質的に進化権一つで2回分の働きをするし、盤面も2面処理可能だったりも、なので進化権があれば中々活躍する一枚です。無いと、うん……。

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 3コスト攻1の体1フォロワーの<デュオパペッター>。共鳴時に攻2と体2バフと突進持ちに。共鳴時でない時は<操り人形>を場に出し進化する、というそれなら最初から3の3でいいのでは? な一枚。<操り人形>の進化が自動ゆえに進化権がない状態でも進化可能で、ゆえに先攻3、4ターンに出しても進化出来る、という今までには出来なかったムーブが可能です。進化権がないタイミングでも、なので重宝するところがあります。

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 3コスト3の3フォロワー<オーバーヒートデーモン>。真髄は勿論、エンハンス7でもう一体オバヒを出して同時に進化。進化権無しで一気に進化数稼げる凄いやつです。その上、進化殴りつつ自身の5点ランダム除去を組み合わせて盤面を整理する仕事もします。引き直しで欲しいカード筆頭かもしれません。これも自動進化なので、進化権が無くてもいいのが利点ですが、コストがやや高い点が難点ではあります。他とコストで競合しやすいので、手癖で使わないように注意したいです。まあホント便利なので使い倒しちゃうんですが。

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 7コスト攻8の体7守護持ちフォロワー<コロッサス・マグナ>。単体でもそこそこ使えますが、結晶能力持ちで、それが打点除去なのでその方で使う場合も多い一枚です。結晶から出ると進化するので、これも進化軸の一員として入れて損はないと思います。とにかくこのデッキは除去が弱い形なので、それが出来るこの一枚は重宝するのです。

基本的なムーブメント

 とりあえず、このゲームの性質上、1、2、3コスト帯では進化はほぼできないので、自然と共鳴操作に方針が向かいます。ドローしつつ、状況と手札を見る、という流れです。この3ターンでかき集めた手札で、その後をどうするかを決定していくのです。
 一応、形としては疾走で一気に詰める進化軸の方がいいんですが、これを7、8ターンで決めるのは中々に困難。それに対して、頑張れば7,8ターンと連続で10点飛ばせるという魅力が共鳴操作軸にはあります。
 とはいえ、どちらも後半ターンでの起動が基本となる為、序盤から押されるときつい、という明確な弱点があり、解決策があんまり浮かびません。もうちょい守護があればなのかなあ?
 さておき。
 とりあえず、初手はドローソースを集めるのが基本。そこから回転させて、どう動くか。これが基本なので、初手の引き直しでもドロソを重点することが多いです。ある程度狙いのカード、エッセルやマグナゼロが来てたら、保持するのが基本ですが、あえて放流する、ということも。この辺はほぼ勘であてにならないのですが、偶に刺さる時もあるので、ギャンブル楽しいぜぐへへへ……。となります。間違っている可能性が高いので皆さんは止めましょうね?
 中盤は来たカードで試合する、という基本と言えば基本の動きになります。
 共鳴操作なら図々しく回すことを視野に入れる。<調整失敗>を、どう入れ込めるかが意外と鍵だったりも。
 進化なら複数回決めれる場所をきっちり決める。特に自動進化はお得なので上手く決める。
 後はフィニッシュに、というのが流れとしては一番したい形です。上手く行くかどうかは相手もあるので運次第ですけども。
 と言う訳で、進化で決めるか、共鳴操作で決めるか。それがある程度道程して分かっていれば、上手く回る、気がします。もうちょいブラッシュアップが必要ですので、また違う形で更新した進化共鳴操作ネメシスが出来るかもですが、そこはまあ状況次第ですね。
 ということで、この項は終わり! デッキ練り直そう。