先に総評
皆さん、気づいていましたか。ちょぼらうにょぽみ先生の連載が全く帰ってこないことに! あの作品、好きな部類だったので全く帰ってくる気配のケの字も見えない昨今にあって、きらら無印錯乱作品群は遠き日の花火のように、記憶に残火している感じなりつつあります。今はきららMAXの方がやばいので、しょうがないね。そして、方向性がやや違うけど、ヤバの灯はまだあるので、そういう意味ではきらら無印もまた、きらら錯乱期間なのです。いつ終わるんだこのボーナスタイム。
さておき。
2023年5月号最大のトピックは『1979地球の危機』が三回ゲストをやりきったことでしょう。展開が亜脱臼しながら、それでもつてつてと歩いていって、最後に見えた景色の仄美しさ。ばつ牛ンのものではないんだけど、だからこそだろうがっ、というコミックマスターJさんの言葉も出てこようものです。連載ではできない、ゲストなら出来る。ゲストだから出来る! というのをやりきった姿には感動を覚えたなどと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ。いやマジ何だったんだこの漫画。でも、スキ。
というお為ごかしで総評を終えたいと思います。したらな!
個別チェック三連弾
- かきふらい『けいおん! Shuffle』
- 春日沙生『おねロリキャバクラ』
- この会社の女性陣はおねロリキャバクラに絡め捕られる運命でも背負っているの? と前回思ったわけですが、よくよく考えると一部の人が集中しているだけで、全体ではないよな、と思い直しました。でも、近縁の人がこぞって、というので、それならそれでその部署に何かそういうのをしたくなる原因があるのかしら、とも。互いに同じところの話をしていたとは気づかない辺り、なんかそういう電波障害がその部署に巻き起こっているのだろうか。どういう電波だ?
- 西畑けい『きもちわるいから君が好き』
- やべー! やべーやつにとうとう例のラブレターの件の黒幕の正体がバレた! 黒幕の正体がバレたのに思うのがやべーなのがこの漫画の恐ろしいところです。黒幕、逃げて! ってなるんですからね。黒幕だけどラスボスじゃないからなあ。というか見つけた方がラスボスなんだよなあ。女の子わちゃわちゃの方向性がえぐいな、この漫画。こっからどういう血祭りにあげてやる……。ここがお前のタヒに場所だあ! するんだろうか。どう考えても地獄しかない。
今月のワンワード
- 福きつね『それでは、ステキなセッションを。』から
一色の愛は重いですね
- 是沢さんが、今一生懸命に! というのでなんか一色さんが勝手にドラムを4時間やっている、というので確かにこれは重い。と唸らざるを得ませんでした。飯を食って水分を取って休憩しろ。