まんがタイムきららチェックポイント（2023年８月号）

先に総評

　『あっちこっち』が載っておりますー！　なにぃ！？　それは真実（まこと）であろうな！
　と言う感じで、最近は掲載率がそこそこいい異識『あっちこっち』がある号となった2023年8月号。ゲストの量も少なめで、誌面として安定がある感じですが、るりえ『蜂も刺さずばうたれまい』が終わりへの歩みをしだした感じであり、載っていないむらさき*『えるくえすと！　～勇者エルヴィーラは現実世界に転移しました～』も終わりそうなアトモスフィアな点を考慮すると、一気に終わる漫画が出てくるかもしれない、という予断は持ってしまいます。また地獄のゲスト攻勢が始まるのか。そこらへんが大変気になるところです。とはいえども、だいぶ誌面としては安定しているので、このままの状態がまだ続けば、などと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ。ってなりそうだなあ。

個別チェック三連弾

かきふらい『けいおん！ Shuffle』
- 蘭花さんがめきめき腕を上げている件について、前回で何とかなったかと思ったけどまだ悩んでいた真帆さん。バスケの方にも影響が出て、これはいかんとなった花蓮さんが、バイトしようぜ！　と持ち掛けて……。そこで出会うのがまさかの紬さん、というので、無印とすりあった！　となってファンとしてはテンションが上がるとこでしたが、最終的にバイトが紬さんとの談笑で終わってしまってて笑いました。仕事しろ。でも、ちゃんと後輩が可愛いと思っている真帆さんもいいものです。負けそうとか思ってても、だからほんといいなこの関係。
西畑けい『きもちわるいから君がすき』
- ラブ同盟は言語センス0だな……。となる同盟を組んだ依子さんと神戸さん。互いにどうなりたいか、と言う話をしますが、神戸さんは具体的にちゅっちゅしたい。といいますが、依子さんは……。しかし、吐く程食わされてもやっぱり司さんが好き、する依子さんは仕上がっています。食わす方も食わす方ですが、それを食う方も食う方。なんだけど、そこが依子さんの矜持めいていて、怖いわ。
福きつね『それでは、ステキなセッションを。』
- 鴨野さん回復時間を稼ぐ為の最終オーディションスタート！　そこで頑張る是沢さんですが、もっとお前を出してみろ、と知花さんに言われる、んだけど。この辺りの是沢さんの矜持というか、人間性が問われるんですが、ベースとして下支えだけじゃつまんねえだろ、というのにこれはこれで！　出来るので是沢さんは出来上がっております。知花さんにもそういうこなんやねえ、と認められてたので、マジ生粋。そして鴨野さん復帰でさてどうなる最終オーディション！　いい感じに盛り上がっているなあ。