先に総評
「2月号もゲストが結構多くございますー!!」
「何ぃ!? それは真実(まこと)であろうな!!」
という、いつもの寸劇が入るくらいには、今回もゲストは後半に偏っております。きららのゲストからの上がりが最近無いのもありますが、そもそもゲストがもう一歩足りない。あと一歩なんだけど、どうしても足りない。そういうアトモスフィアが現状のきららゲストには蔓延しており、これを一気に突き破るのが出てこないものか、となってしまいます。
とはいえ、連載陣は濃密ではあります。これでゲストがもうちょっと少なかったり、味わいがあったりすれば、いい盤面を形成できているといえるのですが……。MAXの現状と比べると雲泥の差がもりもりにあります。大丈夫なのか、きらら無印。と提起しておいて総評とさせていただきます。
個別チェック三連弾
- 篤見唯子『スロウスタート』
- 買い物に来たよ! の回。コートをいいよいいよー! で衝動買いしそうになってたとこ、テンションが変に高くなってるだけの勢いで最高でした。そしてひろえさんがなんか思い悩んでいる、というので花名が心配しているのを周りも察知して、ひろえさんにフォロー入ってたのが、この漫画らしい優しさが溢れてて、それも最高でした。そっと差し出す優しさの温かさよ。
- さのださだ『ばくちぬぎ!』
- 初部活日! と意を決して入った先ではお着換え中! しかも二人いる人二人とも同級生! ということで、こんな部活に同級生が二人もいるってどんだけミクルちゃんくんは持っているのか。部活の関係が教室にも持ち込まれる! 仲良くできるフラグだよ! それはそうな方が展開しやすいんだけどもさあ! となって、いっちょ対戦からのいかさま展開。この漫画、本当に博打に対してガチというか、やる時はいかさまも当然するのだ! なのでマジどうなるのか。そして妹ちゃんが強い。博打に対する気合いが違う……。
- 西畑けい『きもちわるいから君がすき』
- うわあああああ! 司さんがきもちわるい行動に出始めたー!? ということで、依子さんのように依子さんの飲んだパック飲料のストローに、手が出てしまい。そこを胡乱な先生に見つかって……。なんとかかんとか示談の条件とは……。レベルの見られてはならない行動を見られちゃった、司さんの明日はどっちだ!? いやマジどっちなんだよ。それと依子さんが司さんの使ったもの光速回収の件は笑いました。見えない動きで取るな! 意味がわかんねえよ!