まんがタイムきららチェックポイント（2023年10月号）

先に総評

「再びゲスト攻勢に移行してございますー！！」
「何ぃ！？　それは真実（まこと）であろうな！」

　ということで先月がゲストほぼなしの無印オールスターだったのが、一転してゲスト大漁祭となっています。ゲストがこないと誌面が固定化しすぎてしまうという面はありますが、それにしたって限度がある訳で、そこに対して意味もなく激おこぷんぷん丸してしまいました。
　とはいえ、いつもちゃんといる面子はちゃんといるので、その点ではよしなのですが、それらが中央までで終わってしまうというバグが存在しているのもまた、きらららしいといえるでしょう。もっと単純に言えば、ゲスト後ろに固まりすぎ！　ということになりますが。
　この辺についてひとくさり話すと長くなるので、今回はやりませんが、もっと安定した誌面を提供してください！　とは言っておきたいと思います。
　そういう苦言というか願望を垂れ流して、今回の総評とかえさせていただきます。

個別チェック三連弾

篤見唯子『スロウスタート』
- 花名ちゃん、成長した！　という部分でええいいやあ君からもらい泣きするえーこちゃんがいい子だなあ、という感想がもろっと出ました。友達の良かったことをよかったと泣けるっていい子や。そして先生、そういうムーブするからえーこちゃんががっつり惚れてんねんで。何気ないファンサが過ぎる。
西畑けい『きもちわるいから君がすき』
- いきなり私、司さん好きじゃないんです。とか言い出す依子さん。んなわきゃねーだろ……。と読者も神戸さんも思うものの、なんか面倒くさい依子さんはその思いを強く持つことに。そりゃ神戸さんも匂わせて分からせるやりにくるわ。付き合ってられねえ。そして依子さんは思考の先で、司さんに怒られたい！　という願望に気づくことに。そして怒られる案件を一挙に。だから面倒なんだよ。
春日沙生『おねロリキャバクラ』
- ゲストさん、結局お互いのことを認知するの巻。りんちゃんさんとかがやってた遭遇回避の行動無意味やったやん！　でしたがまあ雨降って爺が溜まるというやつです。そのままいつもの雰囲気でしたが、りんちゃんに大人らしさを見せたい、とした楓さん、返す刀で隙がある人が好きだよ？　　ってされてはてな？？？　するのでした。手玉にとられている！　小学生に手玉に取られる社会人女性！