『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第19幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 恋人はサンコン!(ニマァ)
 ということで、ギャグマンガ日和の一話毎日感想書いていく項です。毎日やりますわよー! とやっていますが、これが日々のルーティーンとなった感。もうちょいやらないとだけど。
 ページ数及びコマ数確認もやっています。何か見えてきたのかもしれない。目が曇ってるだけかもしれない。どっちにしても、役に立つものはない、だからこそだろうがっ!
 コミックマスターJ顔はさておき、それではいってみましょう。

第19幕 正月バント

大体の内容

 正月にサンタクロースが来た。砂の入ったモナカを積み上げるそのサンタに、シゲル君は欲しいものをお願いするのだが……。

感想

 正月にサンタクロースが来た! という主題から、イヴに来ないってそのサンタダメだろという連想で出てくるダメさをマッハ6くらいの速さで積み上げて、その速度のまま終わりまで駆け走った回。
 とにかくサンタがダメで、まずイヴに蔦に巻かれて来れなかった、とか言い出しますし、なんかズボンは脱げている。
 更に持ち物の9割が砂の入ったサンタモナカ、というのでおおよそ会いたくないサンタぶりを撒き散らします。
 なので、シゲル君の欲しいものもすぐ出て来ないし、ロクなものじゃないのをだしてシゲル君がショック受けたりと、そこも散々。最終的に欲しいものは出してくれましたが、その前にちらりと出ていた醤油が……。
 でも、最終的にはタイトル回収とシゲル君の成功体験を同時に行う綺麗なエンドになるので、増田こうすけ先生の力量を見せつけられる回でもあります。というか正月バントって題名でこんな話になるか普通!?
 そこがいいんだ……。(スパロボα外伝のキッド・ホーラ顔で)

史実ネタ

 なし
 おおよそサンタネタ漫画としてはサンタのダメさ加減が天元突破しており、今後のサンタ漫画の歴史でこれより下は難しかろう、まであります。毒唾吐きながら逃げるサンタ以下はそういない。

ページ数とコマ数

  • ページ数:10ページ
    • 先に駆け走ると書きましたが、ページ数からも一気にいったのが分かるところです。読後の満足度とページ数が噛み合わないというか、ページ数そんなものだったの?! って驚き。長過ぎず、でも短過ぎず。適正の典型例です。
  • 総コマ数:65コマ
    • 平均6.5コマ 最少5コマで1ページ目。最多は3ページ目の8コマ。大体6〜7コマなのでやっぱり6コマに平均が収斂するなあ。
    • シゲル君34コマ。父38コマ。母27コマ。シゲル君とお父さんとでは、意外とお父さんの方が出ている。一番ツッコミ入れてたしな。お母さんは出番少なく行動も最後のとこ以外目立ったとこ無かったので、こんなものか。
    • サンタクロース52コマ。地味に一番出ていて、ある意味ではこの漫画の主役はサンタだったと言われると頷くレベルです。今回のボケ役で賑やかしだし、むべなるかな。

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まとめ置き場