『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第20幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 皆さんは日和がお好き? 結構! ますます好きになりますよ! というレベルのことができているかはさておき、私も日和スキーが長いので、偶に突いてみないと「一生どこへでも、ついていきます!」という切迫感が薄れるのです。
 ということで、ギャグマンガ日和の一話一話を毎日感想書こう、という項となります。
 ページ数とコマ数も合わせて調べて記載しています。特に意味はないですが、何かしらの有意義さは求めてないので、そういうのもあるさ、と見てください。
 さておき、それではいってみましょう。

第20幕 松尾芭蕉の紙

大体の内容

 いい句を閃いた松尾芭蕉。すぐに何かに記載したいので、断罪チョップしてきた曽良に紙を買いに行かせるのだが……。

感想

 内容としては、

 一句閃いた!
>書き付けるものがない!
>買いに行って曽良くん!
>帰ってこねえから行ってみる
>甘いもの食ってるってお前……

 というわりとシンプルなものですが、折々に入るボケ要素、断罪チョップとかあんまりドゥとかで楽しませてくれるものになっています。
 特に曽良くんを迎えに行ってみたら、甘いものを……。のとこのコマ割りと芭蕉さんのショック具合が連動して、信じられないけど甘いもの食ってる、食ってる……からのあんまりドゥ、ってなっていく感じが大変良いです。無駄のない無駄なコマ割りってやつです。
 オチも、でしょうね、って感じで納得のもので、短いページ数の中に締まっているような、いないような不思議なきっちり感がありました。この感じマジ増田こうすけ先生持ち味ですよね。

史実ネタ

 松尾芭蕉
 曽良
 奥の細道
 一句出すのとネタを出すのに近似性があるからか、2回目登場は太子妹子組に次ぐ早さ。これはネタ出しやすいのかしら、とも。
 基本として旅の話でもあるから場面も変えやすいし、やっぱりネタにしやすいんだろうなあ。

ページ数とコマ数

  • ページ数:5ページ
    • ショートギャグ回よりページ数がない! んだけど満足度は高い。1ページギャグよりこれくらいの小話の方が締まりが良く感じます。ちょっとずろっとしているくらいが増田こうすけせんにはベストなのかも。
  • 総コマ数:32コマ
    • 最少5コマで1ページ目。最多は7コマで2つ。平均も6.1と、増田こうすけ6コマ得意仮説が強靭に進化している。
    • 松尾芭蕉30コマで曽良27コマの登場。ほぼ全コマで芭蕉さん出てますね。今まででも最も登場比率高いのではないか。曽良くんは、今回のカメラが芭蕉さんにフォーカスだったので、別行動取ったらそりゃ減るわな、といった塩梅。

過去ログ

まとめ置き場