『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第102幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 最近めっきり寒くなってまいりましたが、ギャグマンガ日和は常にホット。あっつい。寒い話なんて一つもないよ! 常に寒いとはアトモスフィアが違う亜空の温度があるというべきですが。
 さておき、一日一話感想書いていますが、だいぶ書き貯めがあって助かっているので、隙があれば書き貯めて安定をしていたいと思います。これがやはり最強のソリューションです。
 そんな最強ソリューションには、ページ数とコマ数をカウントするという無駄行為も含まれています。無駄ではない!(唐突に錯乱)
 さておき、それではいってみましょう。

第102幕 光速ライダーマッハ涼

大体の内容

 伝説のバイク乗り、マッハ涼とレースすることになるのだが……。

感想

 オチの画力が無くてもやってやれだ! みたいなのが全ての回。バイクとかレースとか描くの大変なのに、増田こうすけ先生の画力でやるから無茶苦茶になってしまっていました。
 だが、それがいい
 増田こうすけ絵で強引に描かれたバイクと、それを上手くレースするように描けないからひたすら変な絵が続くという亜空の展開をしております。要は無茶苦茶なんですが、そこも最後のやってやれだ! で強引にまとめることで、そういう回だったんだ、という納得が得られます。そんな納得をごり押ししてくるから、もう、バカ。
 話とかもあってないようなもので、因縁が生まれレースして和解する、みたいなよくあるやつでしたが、なんか俺はまだまだひよっこだった、というので同着でも和解するのは変な味わいでした。同着でイキるのかと思ったら、なので結構ビックリでした。そういう展開もあるのか! と落鱗です。変にこじれても収拾つかないからそうなっただけという説もありますが。

何ネタ?

 バイクネタ、でありつつヘタヘタ絵ネタ。絵の下手さをネタにする回は実はあんまりないギャグマンガ日和ですが、今回は明確に絵が下手なのを活用したネタでした。普通にどこをどう改造したかも言葉だけで絵ではわからんバイクが、ただ走っているだけで既に面白い、という亜空のネタ感。これがカーブで傾けば倍点! という訳の分からないネタでした。ここの下手さを活用できる辺りが増田こうすけ先生の強さです。
 この辺、今後出てくる麻雀回みたいな出来ないからこそ出来るネタの先触れとも見れます。どういう先触れだよ、ではありりますが、そういう道筋が見えたという感じでありましょうか。

ページ数とコマ数

  • ページ数:5ページ
    • 低ページ回。意外と内容がないのを強引に文章を使って埋めていきつつという感じ。だいぶネタが少なめ過ぎてスカスカの感じのある回でした。そこもまた攻めた、という言いかたが、我々の切り札。
  • 総コマ数:27コマ
    • 最少は4コマで1ページ目。最多は6コマで結構ある。平均は5.4コマ。低ページなのでどうしても低いコマに引っ張られます。
    • マッハ涼18コマ登場。今回はボケが突っ込まれないタイプなので、ボケばかりですが、その中でも突飛にボケなマッハ涼が結構出ています。東郷19コマ登場。地味にマッハ涼より出ているので草不可避。お前の方がメインじゃねえか!

過去ログ

まとめ置き場