この頃について
タンの味!
この頃は『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』の感想を一話一話やっていくとこです。ちゃんと一話一話感想書いたことないな、と思ったので、やり始めたんや。しっかり全話感想書くつもりですが一日一話ペースでも後一年以上はかかるので、のんびりやってこう!
ページ数とコマ数の確認も合わせてしています。それで見えるものもあるのです。
さておき、それではいってみましょう。
第121幕 みのる君のために
大体の内容
なんとか相手ピッチャーの球を打つ為に、口三味線に打って出るのだが……。
感想
ホームラン打ったら手術する約束をした、という虚言を弄してみる回。話の初手からすぐ手術しろよ! な内容でかましてきますが、その方向性が最終的にあんたの家に忍び込んで襲ってきますよ、眼鏡かち割りに行きますよ。と完全に脅しになっていって、そこまでいくとむしろ本当なのか? と惑乱させていたのが印象的です。その前でボンガボンガ点取られるキャッチャーの人が好きなんですよ、とかもあり、虚言された方も本当に本当なのか? となって最終的にベットの下調べてたのは噴きました。あそこまで嘘くさいとむしろだからこそか? ってなるのはなんか分かる。嘘過ぎて裏返るものなのかも。
しかし、その初手の嘘である鼻血と耳血が止まらない、の段階で嘘にしてはインパクトがある。あり過ぎてだからキャッチャーが混乱してたのまである。明らかなブラフなのに初手としてはすげえ球だからなあ、鼻血と耳血。普通に手術しろよ案件。
あと、スイングが上手く描けないのを逆手にとってスランプのせいにさせてたのは素直にやるな案件でした。下手さを逆手はよくありますが、毎度使い方が上手い。今回も、でしたね。自身の力をきっちり見据えた勝負球でした。
何ネタ?
何ネタだろうか。虚言ネタくらいしか言いようがない。こういう虚言を書かせると増田こうすけ先生は無類の力がある。今回もそれは健在で、突拍子もない虚言を弄していました。なので、虚言ネタとさせて頂きます。
ページ数とコマ数
- ページ数:4ページ
- もうちょいページ数がある印象だけど、意外とスマートに終わっていた。取り敢えず3球までで、なのでそりゃ長くはならんわな。ファールで粘る、も打撃スランプだから確かに無理か。と理解させられるページ数具合でした。
- 総コマ数:22コマ
- 最少は5コマで最多は6コマ。最多6コマは地味にレア。他に例がなかったと思う。平均は5.5コマ。全体のコマ数少ないからこうなる。
- 松居18コマ登場。今回のメインボケ。とはいえいつものボケた人ではなく、ネタを捏造しようとするタイプなので、その強引さでボケになってるパターン。古矢18コマ登場。今回のメインツッコミ。いないと松居が変な口三味線してるだけなので、貴重な人材です。