以前より監督やフロントなどの球団経営側が小堀には向いているとしてきましたし、なんなら何回も小堀! もう高校野球の監督してくれ! と思っていたのですが、その小堀が20話で己が本分について理解しているのが如実に反映される展開となっています。メンバー発表のとこで、僕にしかできないこと、と自分の中のものに自覚するのです。
それは残酷さだと。
それは製作サイドもどういうものか理解している模様で、今回の最終ページのアオリの「偽りの涙ーー小堀劇場が始まる」の文言がそれを物語っています。公式に小堀はそういうやつとして認識していいというお達しです。
で、小堀が考えたメンツでは一人、三年を落として伊能を入れたい、と言う中で実際その一人を落とすのですが、それについてはその三年もいつもしっかりやってる小堀が言うならしゃーない、とサパッとした感じで受け入れます。でも、それじゃ足りない、と小堀劇場が開幕するのです。
今回の小堀が自分の残酷に気づいたというのは今までの延長線上なので簡単に飲み込めたのですが、その上で小堀劇場で何をするのか、というのは朧気にしか読めない。おそらくこの辺りだろうな、は分かるんですが、この展開でどうやってそこに持ち込むんだ? というのが読みきれないのです。この辺は小堀がどれくらい自分のことが分かったか、という試金石ですから、とんでもない仕掛けを用意している可能性が高い。でもどこまでいくのか。どこまでの絵図を描くのか。
それはそれとして、メンバー発表を阿川先生に任せたりしない辺り、小堀としても今回はその行動の影響力のデカさを理解しているのだな、と20話読み終わって再読すると感じます。折角阿川先生が先生らしいムーブしてたけど、ここで阿川先生が言ったら効果が薄れる、あくまで小堀が言わないといけないという考えもあったと思われるので、そうであれば小堀劇場の効果はどうなるのか。今からワクワクします。そして今から小堀のヤバさに戦慄待ちです。早よ2週間経ってくれい!
とかなんとか。