脳内内ゲバ。

 昔好きだったものに対して、過剰に反応しなくてもいいんじゃないか、とかふんわりと。
 恥ずかしいのはある意味当然で、それは昔と今とじゃ今の方が遥かにましになってる場合が多いから。いかに昔が駄目駄目だったか、というのに気づくのは悪い事ではない。
 問題はそこで極に振れる事。強く否定しなくてもいいし、また反対に無理に正当化しなくてもいいんじゃないか。すぐに、「あれは駄目だった!」とか「あれに関わった10代をどうしたら」とか否定するのは簡単だけれど、誰か権威に思考を任せて先を自分で考えないで、なおかつ無かった事に出来ない過去を抹消するのは、いずれ自分の立ち位置が見えなくなるような気がする。
 かといって、「あれはあれでよかった」、「俺の10代は最高」とか万歳三唱もどうか。だって、絶対恥ずかしいんですよ、昔なんて。絶対「あー、これはやっちゃったなー」って事はあるはずで、それを無視するのもそれはそれで問題だろう。
 だったらどうしたらいいかって言うと、可否どっちの極にも振れる事無く、虚心坦懐なく起きた事を出来るだけありのまま受け入れていくのが、まあまあな所なんじゃないでしょうか。
 言い換えれば恥を良くも悪くも「知る」、って事でしょうか。恥に踊らされない、とも。まあ、恥ずかしいと思った時に取り乱さない、って所が重要なんじゃないですか。
 あー、ぐだぐだー。