感想 あざの耕平 『BLACK BLOOD BROTHERS S4』

 というわけで、やってまいりました葛城ミミコの大転落劇場「クイーンM編」!
 いやあ、しかし、これはひどい。ミミちゃんといえば急場の行動力とここぞのくそ度胸なわけですが、いつもならちゃんとした方に機能するそれらが今回に限って*1はちょっといけない方向へと発揮され、そのままどんどんひたはしってしまいます。その様はこっけいを通り越して冷や冷やものを通り越して滑稽です。というかなんで気がついたら親身→恐喝まがい→恐喝へと行動がクラスアップしていきますか貴女。どうして、どんどん逃亡者生活が板についてしまいますか、上手くなっていきますか。いつの間にかサユカさん巻き込まれてるし……。でも〆はきっちりする辺り、流石ミミちゃんだな。と感心してしまいました。いやあ、ずっとこの調子で行って欲しい位だ。作者的にはオーケーだろけど、無理だよなあ。むぅ
 クロニクルは、徐々にカーサに糸が絡まり始めた様子。クイーンM編がアレすぎて印象が薄いのが難点だな、この話。収録巻の不遇というか。むぅ。

*1:そうか?