- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: コミック
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大体の内容。聖人の冬。
見所。
盗んだ木魚を打ち鳴らし 夜中に祇園精舎の窓を割って回る
いやいや。
おそらく今の所の全話中でも最高の回、「ホスピタルフィーバー」の載っている巻として後世に語り継がれる巻。会話できないからって啓示でどうにかするブッダがいいですね。一足飛びすぎるというか。後は、「ヘビよぶ?」ってこういう時だけ積極的に生物を活用しようとするイエスが無茶でした。なんでチョイスがヘビなんだ……。
霞むといえど他にもいいのは、除夜の鐘を打ちたいが為にブッダがひたいをちら見せする回と、アキバ巡礼する回もなかなか。聖人って一体月何円で生活してるのかと思ったら26万とかリアル数字だったりすることが提示されたりして、油断なりません。月七万くらい残してたりするリアリズム(?)がまた。こういう細かいボディがたまらなくいとおしいですなっ。
ということでボディ攻めは相変わらず。自分の持ち味を間違えない仕事は素晴らしいですねっ。「荒川」が変な事になっているので、こちらはこの路線を貫いていただきたいものです。