- 作者: カヅホ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2009/01/27
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 71回
- この商品を含むブログ (100件) を見る
大体の内容。「あんさつしゃといっしょ」。ほのぼのお遊戯な空気だよなあ。
さておき。
基本的にやすな（バカ）とソーニャ（暗殺者）の二人が漫才的日常を送る、という萌え4コマ*1フォーマットな話ですが、キャラが大量に増えて、互いを響き合わせるオーケストラタイプ*2ではなく、基本的なボケとツッコミだけで機能するショートサークルタイプ*3を今のところ貫いているのは、そのうちどうなるか分からないけど今の所は特筆でしょうか。
さておき、最初の頃のやすなはそれほどバカに見えない、というかまだ平凡だったのだけれど、というのはバカキャラって積み重ねというか、バカな行動が繰り返されるからバカキャラなので、いきなりはそれほどでもない、と思ってしまうものなのでしょうか。きらら登場版はいきなりバカだったような覚えもあるので、ソーニャのキャラ立ちの説明中はそっちが気になったのかしら。再見して2話目みたらいきなりバカだったので、やっぱりそういう説明が入ると他がおろそかになるんだろうな、と妙な納得。
それにしても、本当にあなたたちは仲がいいですよね。といえるくらいに二人は仲が良く、あるいはソーニャは非常に迷惑してるけれど、嫌いではない、というくらいにはかまっているのがほほえましいです。わりとやすなのバカがアグレッシブなこともあり、ちょっと過剰なボディランゲージが多いですが。
そんな二人の話の展開もスピーディで、わりとさっくり読めるのも好印象。暑くて色々あおぐ話からいきなりすいか割りに話が飛んだりするのもご愛嬌であります。で、一番好きなのは、と問われればそれは忍者初登場回です。と答えます。ベタからずらしていこうずらしていこう、というシネンが読み取れて、それが妙にいとおしいというか。最後が爆発オチというみもふたも無さも好感度高いです。綺麗に爆発オチが決まると綺麗ですよね。でも、忍者あんまりでないんだよなあ、劇薬なところあるから……。忍者の今後に期待。
