鈴城芹『くすりのマジョラム』約3段落感想 第三十八話

  1. 無駄を排そうという建前、楽しようとという本音が絡み合って、大体ノー改行の3段落で書いてみる。
  2. 書く時の気分次第で量が乱高下するが、それは仕様です
  3. 中身、キャラ、気になった台詞、の三本でお送りいたします。
  4. それでは行ってみましょう。

第三十八話

  1. 師匠に恋が出来ない体質!と断言されたラムさん。その後も師匠と丁々発止してましたが、それでも流石に落ち込む事は禁じえず。そこを潤が勘でフォローする、という凄い展開。あの潤が、あのバカが、本能的にラムさんを励ます…だと…!? でも、最終的にはラムさんが達観して良かったと思います。ここで欝展開とかされても困りますしね! 次回最終回だし! って、なん…だと…!?
  2. 今回は前半が師匠の独壇場、後半が潤の独壇場となりました。師匠かわいいわあ。恋できないって言ってもどきっとする場面はあったっぽい師匠…。それでも恋には発展しなかった師匠…。まさに喪女。一周回って麗しいわ…。そして師匠の目が一コマだけ描かれているのが大変印象的です。どこかだって? 探せ! そこに「この世の全て」を置いてきた!←何言ってんの?
    • 潤が目立つ回、というのは何回かありますが、今回はその中でも際立って潤が良い回だったかと思います。あんなバカなのに、だからこそラムさんを励ませる、というのは凄いですね。今までの馬鹿だから、が今回は裏返っていたと言いましょうか。いや、ホント巧みな展開ではなかったかと思います。
  3. 今回の言葉「人生でお前としかキスしてないし」。うわー!キマシ塔!キマシ塔! という叫びが出るようないきなりのキスで美しかった瞬間がこうやって混ぜっ返されるのも『くすりのマジョラム』よ! って、前の潤(欲情状態)とのキスがファーストキスでしたっけか!? 他はやっぱり無かったんですね! 流石です!←何が?

『くすりのマジョラム』約3段落感想