鈴城芹『くすりのマジョラム』約3段落感想 第二十五話

  1. 無駄を排そうという建前、楽しようとという本音が絡み合って、大体ノー改行の3段落で書いてみる。
  2. 書く時の気分次第で量が乱高下するが、それは仕様です
  3. 中身、キャラ、気になった台詞、の三本でお送りいたします。
  4. 気がついたら二周年過ぎてたぜ! そしてドラマCD化おめでとうございます!
  5. それでは行ってみましょう。

第二十五話

  1. 声が変わるわよ? という事で、のどを痛めた霧さんの為に変声出来る魔法薬の登場だ! それで色々いじられるのは、当然ラムさん。あいつもこいつも、どっち向いても錠君ボイス、ってラムさんにはわりと魅惑じゃね? と思いました。本人は否定してましたが、不意打ちには顔赤らめて驚いてましたし。対して市兄ボイスだと酷い目に……。攻撃に対する容赦一切ゼロってことは、市兄マジ嫌われてるのな。市兄本人はあんまりラムさんとは絡んだ事無いってのにこの嫌われよう。可哀想に……。
  2. 今回最大限で輝いてたのは、良く分からない魔法薬をほいほいと飲んでしまった潤でしょうか。前から馬鹿子だとは思っていましたが、何の効果かも知らないで飲む、ってむちゃくちゃしおるな……。ラムさんの薬だから、酷いことにはならないだろう、という信頼があったのか、単に後先考えなかったのか。難しい判断がいる場面ですが、たぶん後者だな、と思わせてくれるのが馬鹿子の凄い所。変な信頼感があるよな、潤の行動は。そして強いキャラ性だな、潤の馬鹿子っぷりは。
    • 今回のラムさん帽は羽根付き帽子。これから魔法薬が作られるという伏線も含みつつのセレクションとなっております。というか、既に25種も帽子が出たのかと思うと、鈴城芹せんせの発想がどこまで行くのか、というのがむしろ気になるようになってきます。ホント、毎度よくよく考え付くなあ。頑張ってるよなあ。
  3. 今回の言葉。「霧さん最近恋とかしてます?」。あの霧さんが絶句。恋する小学生の台詞は恐ろしいのー! まあ、リアルタイム恋してる世代と、仕事が恋人同盟の雰囲気のある霧さんとでは、そも戦う前段階ですら敗北の印が見えるからなあ……。

『くすりのマジョラム』約3段落感想