- 作者: ざら
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2009/05/27
- メディア: コミック
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大体の内容。「ずっと高二が続くと、誰が決めたんだ?」。時間が2巻の時点でサザエさん時空化しかけていた「ふおんコネクト!」ですが、やっとやれるイベントは終わらせてきたのでしょうか。一応、この巻の最後、になるはずだったけど色々あってその前になった話で、そろそろ3年に上がるよー、という伏線は張られております。まあ、まだ09年6月発売号現在の連載でも高二ですけれども。でも3年になったらどうなっていくのだろう、というのは気になりますが、その辺はざらせんせの踏ん張り所なので、あまりがつがつ期待せずに見ていきたいと思います。
さておき。
今回の見所はやはり全体的に高いネタ濃度*1、とみ・せ・か・け、それより高めのメタ濃度こそ見所。「『きらら』の漫画なのに」とか「萌え漫画キャラが」とか、どんどんそういうネタをぶち込んできます。ネタを突き詰めていくとメタに手を出さなければならなくなる、ということなのか。そうなのか。まあ、あまりにメタに走らず、他のネタのようにフレーバー扱いなので、今後メタのどうめぐりまぐらみな内容にはならないだろう、とは思っておりますが。巻末のはネタというよりメタというより自虐ですけれども。そうか、アニメ化はこれっぽちもなのか……。ぐう。
ちゃんと内容のほうにも触れると、相変わらず萌え4コマのセオリーを乗っ取りつつイイハナシダナーする上手さに、俺の心の味皇も笑顔でウマイゾーですよ。軽くビームくらいなら放てるレベル。
さておき。
話としてはやはり白金やわら可愛いよ白金やわら、なバレンタインの話がグレイトでしょう。あの回のやわらの可愛さは既に入神の域に達しており、この回を見て以降から私の中でやわらに対する態度ががらりと、ドラスティックに、そして劇的に進化して、2巻とか読み返してむほほほほ、とみょうちきりんな笑みを浮かべれるようになりました。単なるパワーバカとか思っている人はバレンタイン回を見て猛省してくださいっ!
他の話では夕ちゃんが育った……。の四月馬鹿回。上で書いた3年への布石の回ですが、それ以上に育った夕ちゃんせんせがびじーんオーラを醸し出しており、眼福であります。
それにしても、この回最大のネタだった律コスプレで「ビックアイディア!」がなくなっているのはどういうことなんだぜ? あれって、ギリギリなネタなのと、時期外すと意味不明だからかしら。そういうのもネタ物の醍醐味で、またいいのに。とか思います。