感想 氷川へきる 『ぱにぽに 11』

 大体の内容。ずっと高一生活! そういうのもあるのか。
 今日も今日とてだらりとした学園生活が「ぱにぽに」の妙なわけですが、にしても時間軸がどうなってるんだ今。親密度が上がるまま。時間だけがぐるぐると回っているような気が。気が、じゅなくて事実その通りか。時間がぐるぐるなわりに、学校イベントは一回しかして無いんだよなあ。でも、文化祭と夏祭りは明らかに時間軸的に順番が違うと思うんだけど、なんのてらいもなく出る順番が違うし。まったく、一体どういう時空間なんだろう。
 見所。

 でも個性が…

 今更気にしてたのか、くるみ。アニメ化以降、地味キャラという味付けが世に定着してしまってるからって、ニーソなんて、そんな地味な個性気にするのかよ。というか言われるまでニーソなの気がつかなかったよ……。流れでキャラの話を続けると、所々に出てくる眼鏡抜きべホイミがかわかっこいい、ちょっとクール系に見えるのが個人的にはたまらんものが。「べホイミ」(2巻感想)でも実際男っぽいしなあ。魔法少女向いてないよなあ……。更に続けると、都の番長レベルってどんなものなんだろうか。実際強いのか? まあ、周りに取り巻きができるくらいには強いのだろう。
 お話的には全体的に取り立てて、いつも通りのぱにぽにじゃん? な萌え系学園漫画ですが、中にはオブジイヤー組の話みたいなのがあって、あいつらの無駄な登場と無茶な展開で脳になにかが去来します。つか、わりとなんなんだこの漫画。なんなんだというと、巨乳化著しいのもなんなんだ、けしからんぞもっとやってください。
 後、どうでもいいんですが、マスコットキャラの話でピラミッドヘッド・シング出てるのに笑いました。大体近い時期に出た「以下略」(感想)でもピラミッドヘッド・シングが出ていて、こんな所でシンクロニシティ! とおかしな感慨を持ってしまいましたよ。皆サイレントヒル好きな! 確かに映画のピラミッドヘッド・シングはちょっとの出番で異様な存在感だったけれども。