- 作者: kashmir
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/03/27
- メディア: コミック
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大体の内容。「相変わらず百合より幼女だよなあ…」。というわけで、今回の『百合星人ナオコサン』は通常営業です。隙あらば幼女、余裕があれば幼女、狙えるなら幼女。そんな幼女アトモスフィアに包まれている『ナオコサン』ですが、今回はターニングポイントも。一つはやおい星人の姉登場。もう一つはみすずの姉登場。奇しくも曲がり角の両方に姉という属性がたたっこまれております。それではひとつずつ見ていきましょう。
やおい星人の姉登場の方は、もうすっかり地球の生活に慣れすぎてしまっているやおい星人*1に対するカンフル剤のような役割と見えます。この頃のやおい星人は油断するとバイト行ってやおい同人描いてしかしてないという驚くまでのインドア派で、あんまりナオコサンとも積極的に絡まない風でしたが*2、姉の登場してけしかける形になり、これは今後は目立つ! そう思っていた時期が俺にもありました。一応、出番は増えるんですが、どんどんナオコサンと関係無い所で姉に付き合って何かが起こる、という処理をされていて大変やおい星人だなー。と思う出来事になりました。一応、姉が設定的な事を提示したりしてるんですが、それが今後どのような影響を与えるかと言うと与えないんじゃないか、あるいはその伏線これで使いますか!みたいな処理になるような気がします。まあ、そんなのどうでもいいですよ姉が眼鏡じゃないし。←酷すぎる結論
みすずの姉、奈緒子さんの話はこれまた意味深。一体どうしてナオコサンになっているのかや、ナオコサンと黒ナオコサンが一緒の時空間にいられないとか、謎をぶっこんできます。いったいどういうこだ!ビリーッ!! と叫びたいですが、そこは秘してこそ花としてなし崩しされてしまいました。まあ、唐突だったのでみすずが選べなかったのも仕方ないという側面が強く残る結果となりました。しかし、なら黒ナオコサンは一体何者なのか? それ以前にナオコサンだって何者なのか。百合星人以外のプロフィールが全く無いという事実に今更ながらにぶち当たり、おおお。とか慄いてしまうのでありました。なんとなく、その辺が解明されないまま終わりそうなアトモスフィアがありますが!
さておき。
今回もキャラ順位みたいなのを。
黒ナオコサン>やおい星人綾子≧彩ちゃん>みすず>やおい星人姉>ナオコサン>柊ちゃん
黒ナオコサン上位は鉄壁ですが、ここにきてやおい星人綾子が駆け上がってきたような。あやちゃんと競るまでに昇ってきております。単に自分が眼鏡好きであるのに気付いてランク上げたわけじゃありません。ありませんったら! 彩ちゃんも今回も部分部分で無双するんですが、全体的にやおい星人の方が細かい挙動でよかったなあ、とか。年賀状回とか、高角度でぶっこんでくる辺りは流石の彩ちゃんでしたけれども。
やおい星人姉はナオコサンとはまた違ったトラブルメーカーですが、涼太見て鼻血噴出が一歩上回った感があります。ナオコサンってあれだけ幼女幼女いいながらやたら達観してるというか超然としてるんですよね。その分、やおい星人姉のが親しみやすい、そう思いましたよ。