鈴城芹『ホームメイドヒーローズ』3キャラ感想 第五回(2013年7月号)

説明

 この感想は、まんがタイムきららMAX連載の鈴城芹『ホームメイドヒーローズ』の、キャラ中心の感想です。三人をピックアップして、どういう事をしたか、とかを書いていくものです。大体の内容にすら言及しないので注意しろよ!

麻凛ちゃんについて

 家の事情が事情なので、正義という物に悩んでしまう麻凛ちゃん。菅部先生に話を聞いて貰って一つ整理がつき、家で開発中の装備の話から父の訓話が出て、大きくまとまった形に。麻凛ちゃんはいい子ですねえ……。自分の立ち位置が曖昧だから、悪い事が起きたらいいのにって自分が悪みたい! って余計に考えちゃうけど、でも正しい方向に向かっていく。芯はしっかりしているのだなあ。

烈人君について

 あんまり出番は無かったんですが、貴重な身長差が分かるカットがあり、4兄妹の中で頭一つ大きいのが分かったのが収穫。鍛錬してるし、身長も高いしで、前衛職としては申し分ないですな、烈人君。てか、ガタイのいいお父さんよりもちょっと頭一つ抜けて高いとは思わなかったですよ。全体的にほっそりした見た目だけど、体の方はガチガチなんだろうなあ。

阿久乃さんについて

 阿久乃さん、つまり菅部先生ですが、まさか悪の組織を目指す家の人だとは。というか、そういう人がいたとは。家族なゲームな家もあり、守り神のいる家もあり、魔法の薬剤師もいる、ってあの界隈はどうなってるんですか! 濃いにも程があるだろ!
 さておき、阿久乃さん家は悪の組織にゆくゆくはなろう、どっかの異星人とかに技術提供されたら! という志高いんだか低いんだか全然わかんない所があるだけでもどうなのか、なのに、それまで下手に名前が売れたら後々恥ずかしいから出来るだけ平穏に過ごそう。という悪の組織とは……。悲しみとは……。という更なる良く分からない状況にあるのが凄いですね。先に、麻凛ちゃんの正義についての悩みを聞いて、悪は正義がいなくても成り立つのよ! って心の中で悪い顔してたのも相まって、なんなんだ、あんた。という台詞が口からついて出ます。でもまあ、また眼鏡っ子が増えたので、その辺は不問にしたいですね! 眼鏡っ子は七難隠すって言いますし! ←言わない
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