『今月のジャッカル』第25回(『スイーツどんぶり』まんがタイムきららMAX2014年2月号分)

説明!

 今月のジャッカルとは、まんがタイムきららMAX収録の漫画『スイーツどんぶり』のキャラクター、眼鏡っ子武闘派ジャッカルこと柿崎志保子を愛でていこう、という趣旨で始める徒然感想です。基本的にジャッカル可愛いよジャッカル、という立ち振る舞いをすると思いますので、ご了承ください。
 この感想は今回の内容、ジャッカルの活躍、ジャッカル名台詞、キャラ登場コマ数の四点セットで一つのまとまりとしたいと思います。
 それではいってみましょう。

第25回の内容

 最終回! ゴッド王臨堂との戦いは終わった。そして、酒井は旅に出て、“LIFE”も新生され、穏やかな時間が過ぎ去っていく。しかし、それは次への胎動を孕んでいた……。
 という事で、今回で『スイーツどんぶり』は最終回となりました。最後なので総まとめしますと、やはり後半からしり上がりに何が何だか分からなくなったという印象がある漫画でありました。少年漫画パロディと言えば聞こえはいいですが、実際の所、この漫画はどこへ向かうのかというのは常にありました。方向性がむやみに意味不明になり過ぎぃ! ノリ的に前回と前々回辺りでパロる事を半ば放棄、マジかなぐり捨てんぞしてオチ所へと向かっていった辺りで本当にこの漫画どうしたかったんだろう、という思いもありましたが、でもガチノリも好きではあったので、痛し痒しという感じです。そして、この最終回を、おれたちの戦いはこれからだ! を迎えて、この漫画は完全に伝説になった訳です。個人的にはもうかなり前から伝説でしたが、やっぱり終わりまで見ない即断はよろしくないです。だから、今まで伝説という言葉は封印していましたよ。しかし今回のノリで安心して伝説を残したな、という言葉が出せます。だから、なんというか、とにかくお疲れ様でした。次は別の伝説を残す漫画をお願いします!

第25回のジャッカルの活躍

 今回は活躍するというより日常を送るという形だったので、これといって何かをした、という感じじゃないんですよね。こういう凪の回を最後に持ってきて、更にもう一転させる展開に持っていくのは王道ですが、その途上は色々とちゃんとボケ所を持っての笑いの方向だったので、余計にジャッカルが傍観者でしたね。こういう生活をしてるのかー、というのを感じるのがいいんでしょうけど、なんか派手に動いてほしかったような。それだけでも眼福ではあるんですが、最近の流れで俺の舌が麻痺してますね……。いや、まあ最後に大騒ぎのアトモスフィアで終わってるので、そこも見たかったというべきか。でも、ジャッカルの料理じゃ足手まといだしな……。そこでの活躍は無いよな……。殴りあう訳じゃないもんな……。

第25回のジャッカルの名台詞

初恋の相手…か

 ジャッカルの初恋の相手って話、無茶苦茶久しぶりですっかりでしたが、あのオチでいいのか。実は酒井さんだったオチでいいのか。あるいは同じ気配という事で、他の試験体との間で、という可能性もありますが、それはもう藪の中なのであります。妄想するしかない。でも、もうちょっと明確でも……。いや、いいんだ。これは俺に残された最後の謎なんだ。←謎の使命感

第25回のキャラ登場コマ数

  • ジャッカル:32コマ
  • 酒井:10コマ
  • 栗原:10コマ

 最後にジャッカル大盤振る舞い。普段の生活でしたけども、いや、だからこそいいのか。そういうのが最後に見れた、出番が多かった、というのに喜びを見出す事が重要なのだ。という事で、最後にジャッカルの出番が多かったので、俺にとってこの漫画は大好きな漫画です。