今回のまんがタイムきららキャラット三作取り上げ(2014年10月号)

承前

 まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。たまに数が増えたり減ったりする予定ですが、まあそれはそれという事で。
 選ぶのはある程度の方針として、前、中、後と衛の定点観測としたい所ですが、それでもほぼ自分の趣味が全開になってしまうでしょう。これ、と言う作品のが最終的に出来る場合も考えられますが、それならそれでいいかなあ、程度のゆるい縛りで行こうかと思います。
 それではいってみましょう。

カヅホ『キルミーベイベー

 水中戦! と言う事で久しぶりの刺客、デビルオクトパス登場! でしたが待ち過ぎて残り10分で酸素が切れる! といういつも通りの残念な刺客でありましたが、とはいえ前回のデスコタツよりはマシでしたけれども。まあ、デスコタツがおかし過ぎただけとはいえ、結構ソーニャちゃんを追い詰めたので、マジよくやったと褒めてやりたい所です。引きずりこむまでとその後でのやすなとソーニャちゃんの要らぬごたごたで酸素の時間切れしなければ……。いや、そうなったらこの漫画終わるけどさ。

永深ゆう『だいたいこんなンで?』

 プール! と言う事でスク水回。基本筋はほのりさんがいつもの通り盛っているのが実はクラスの皆にばれていて、というほのりさん的に悪夢な展開でありましたが、しかし華恋は本当に上手く動くキャラであります。今回もけつを出しつつも、常に水着装備しているというとんでもない事実が明らかになってしまいます。水着を下に着ていた、はよくありますが、常に着けていてその上に状況によって切り替えがある、ってどんだけ水着好きなんですかあなた。なんかキャラが一番濃くなってる気がしてきた。なんなのこの子……。

双見酔『セカイ魔王』

 アルシャさん合流来たー! そしてマオさんだ、って気づいたー! というのでテンションが高まった上に、神に一発! が成立してすっきり! と思ったら、セカイをどうするかはあなた方次第だ! とマオさんとアルシャさんに無茶ぶりがぶっ込まれます。魔王と優者がいないと成立しない世界をどうするのか! と言う所で次号です。どうすんのよー! 事案ですが、マオさんとアルシャさんが今まで歩んできた道のりが、そのまま答えを生み出すのではないか、という安心が自分にあり、そういう意味ではあの旅は無駄なようで無駄でも無かった、という形に落ち着いてくれたらいいなあ、と思うのでした。そう生半に行かない漫画だろうけど。