今回のまんがタイムきららキャラット三作取り上げ(2019年1月号)

承前

まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。三作くらいの方が選びやすいし締まりやすいですね、ハイ。カカッとカカッと。
 選ぶのは好きな作品。とはいえ、号によって振れ幅がありますので、最大のゲインがあるやつ優先です。その方が楽だしね! 楽はしたい。

 それではいってみましょう。 

カヅホ『キルミーベイベー

 病院ネタだぜ! ということでいつも以上に酷い惨状に。デカい注射器で気絶させて麻酔と言い張るという鉄板を使いながらも、珍しくソーニャちゃんさんが不覚を取る展開と、というか顔ギブスなのにどうやって前見てるんですか!? という謎、そして最後までアトラクションとしての体裁を取り繕い続けるあぎりさんの天丼によって、これは酷い……。という呟きが自然に出る回でした。何度も言うくらい酷い。だからこそだろうがっ!

険持ちよRPG不動産』

 海に行くよ、物件を見にね! という回。海なので当然水着ですやったぜ師匠ー! といもしない師匠に対して叫ぶくらいにはサービス回です。でも、ラキラは戦闘服が水着と大して差がないので、つまりこんなドエロいのをいつも・・・!? ってなってしまいます。基本貧の部類に入って、だから琴音さんの豊に目がいって、というのが個人的によくあるからこそだろうがっ! 案件でした。

 物件の方は、持ち主がなくなった関係で、というものでしたが、琴音さんたちが恒常的に住める場所ではなかった、というのから、通りすがりの蟹に譲って、というので、物件を紹介するのが仕事でしょ? というのをさらっとやってそう言う漫画だったな、と印象付けてくれます。うん、良い足腰。

みらくるる『メイドさんの下着は特別です。』

 ハッピーバースデー、デビルマン! ということでツカサさんの誕生日でサプライズ。でも、ご主人さまのランジェリーケーキとか、ガチのフィギアとかすごいインパクトでヤバいです。いらんとこ完璧主義なのがよく分かるプレゼントです。作ってるわよ、って本当に作ってるんだろうなあ……。←婉曲表現

 さておき、ご主人様も言ってましたが、蘭子さんはおそろいのランジェリーを、というので、なんというかこう、尊いっていいな。という感情の起伏が重複してしまいます。おそろいのランジェリーなんて、男と女じゃ基本無理ですからね。女の人と女の人だから出来る、出来るのだ! というもんですよ。こういうのいい。