ネタバレ感想 あfろ『ゆるキャン△』6巻


ゆるキャン△ 6巻【Amazon.co.jp限定描き下ろし特典付】 (まんがタイムKRコミックス)
(画像のリンクが物理書籍のページ、文章のリンクがkindle版のページ)

大体の内容「冬のキャンプにご用心」。ということで、冬キャンの危険度も垣間見れつつ、でも基本ゆるキャン。それが『ゆるキャン△』6巻なのです。
ネタバレ感想と書きながらも、この漫画特にネタバレ関係ないよね。とも思うのですが、それでも一応続き記法しておきます。
さておき、今回の『ゆるキャン△』は序盤になでしこさんのバイト話をいれつつ、後半は千明さん、葵さん、恵那さんの三人での山中湖キャンプとしゃれこみます。では、序盤の話から
序盤はこの辺りバイトできる場所ないな、という話から、様々な紆余曲折を経てなでしこさんがバイト代をもって目的のランプを手に入れる流れとなります。こう書くと本当にだからどうした、なんですが、それだけで終わらないのがこの漫画であります。


このさりげなさ

いつも助けてもらうお礼に、姉のさくらさんにオイルカイロをプレゼントする、というだけといえばそうですが、それがさらっと、でも印象的に魅せられると、ああ、いいなあ姉妹愛だなあ。という感じを得ます。これこれ。この単純には言いづらい、しかし確実に心に刺さる味わいですよ。これこそあfろ味ですよ!
さておき。
後半はちーあおえなの山中湖観光からのキャンプです。様々な情景が出つつ、基本的におバカなノリで進められます。


お前何言ってんだ

しかし、冬の山中湖キャンプは生易しいものではありませんでした。あまりの冷え込みにこれはやばい! となった三人娘。それを大丈夫か? と見守っていたら、人情に触れる場面となっていきます。というか、あんなにがっつり防寒対策したテントじゃないとヤバい、というのにキャンプする人がいるってすごいよなあ。それと、先生がちゃんと先生らしいことをしていて、以前上がった株がもう一回くらい上がりました。ちゃんとキャンパーなんだなあ、先生。ただの飲んだくれじゃなかったんだ。
さておき。
この回では千明さんが面倒見がいい部分が色々なところで出ていました。キャンプの旅程をきっちり決めていたり、バスの時間をきっちり確認していたり。


こういうとこ頼れる子なのが好き

まあ、山中湖冬キャンプの危険性というのがあんまり理解してなかった点とのマイナスでトントンといったところですが! 経験値少ないって部分もあるんでしょうし、すぐに修正する案を出して高温カイロ買いに走るし、トントンです!
さておき。
そんな冬キャンの話の合間に、今回最大のイベントが挿入されます。それが、なでしこさんのソロキャン宣言です。


衝撃!

以前にりんさんがソロキャンについて言っていたのを受け、自分でもそれを試してみたい、と思っただけではなく、それをりんさんに告げるという訳ですよ。見事にお互いが共鳴している! 引力! 尊い……。まだ出会って間もないというのに、これだけ共鳴するって、本当に引力ですよ……。自分でも見た事のないところを、共鳴によって開けるというんですよ……。尊い……。
さておき。
この漫画はあfろ先生の漫画ですので、当然コミカルというか、ギャグ的な部分はしっかりあります。個人的にこれが、というのが二か所ほどあるので、それを見て終わりたいかと思います。
それでは。


無闇に意味がないポージング、いい


しまりんの心の声デカすぎぃ!