この項について
突如として、色んなデッキの夢が見られる時期が到来ッ!
と、サマーシーズンが到来した感じで、シャドウバースが新弾環境となりました。そこで、その初報からこいつおもろいで! と思っていた<アクセルヒーロー・マイザー>のデッキについて、つらつらと書いて、自身に知見をもたらしていこうという項。それがここだ!
ということで、今回はマイザー基本セットの話をしていきたいと思います。増築要素として秘術キット、自然キット、式神キットなどがありますが、それはまた追々語って行けたらいいな。あったらいいなが形になる感じでやっていこうかと思います。
それではまずマイザーデッキの基本のセットを見ながら、どういうデッキやねん、ということを詳らかにしていきたいと思います。結構間違いがあるやもですが、まあ与太だと思って楽に読んでやってください。
マイザーデッキの基本
まず、マイザーデッキとは何かという話をしていかないと、流石に話が飛び過ぎだと判断します。なので<アクセルヒーロー・マイザー>のカタログスペックについて話していきましょう。
<アクセルヒーロー・マイザー>はコスト1で攻撃力1の体力2のフォロワー。1コストとしては標準のスタッツを持っています。
勿論、それだけではない、重要な能力がきっちりあります。
それが、場にある時に置き物、つまりアミュレットが場を離れる、破壊されたり消滅したり色々した時に、<ラピッドファイア>という2コストのスペルを、その離れた数と同じ量、手に入れることが出来る、という能力です。
この<ラピッドファイア>、通常なら3点の打点を相手フォロワーに与えるスペルですが、使用4枚目から相手のリーダーの体力にも2点の打点を与えることが出来ます。
つまり、モリモリと作って、バンバン撃つ。このサイクルを作るのが、マイザーデッキの肝なのです。
ちなみに、<アクセルヒーロー・マイザー>はシャドバのお約束、進化をすると<ラピッドファイア>を一枚手札に入れ、そして手札の<ラピッドファイア>のコストを-1します。2回連続なら0コストも可能ですが、これはまた別の話で。
とにかく、マイザーの能力をごりごりに押し付ける。それがマイザーデッキの基本と理解して頂ければ幸いです。
マイザーデッキ基本セット
基本セットとして扱うのは7種。
一つ目が当然の<アクセルヒーロー・マイザー>。このデッキの核の一つです。最重要。
二つ目が、<ピースキーパー・ヴィンセント>。ヴィンセントさんです。この人もデッキの核で最重要です。何故かといえば、進化時能力として自分のリーダーに、同じ名前のスペルを3の倍数回使ったら相手のフォロワー全体と相手のリーダーに3点ダメージを与える、というものがあるからです。それ以外のこともあるんですが、ここでは<ラピッドファイア>を撃ちまくるのが更に効果的になる、という点を覚えて帰って下さい。
三つ目。<マジカルシューター>。これは上二つに比べれば重要度は落ちますが、それでもファンファーレ能力、つまり手札から場に出た時に発生する能力が、ない、フォロワーをサーチできる能力を持っています。つまり、マイザーやヴィンセントさんというファンファーレを持たないけどこのデッキには超重要なカードを拾ってこれるのです。どっちも入れていると確定には出来ませんが、引っ張ってこれる可能性が上がることはそれだけで重要なのです。ついでに後で触れる<従順な駿馬>を手札に持ってくる仕事もあり、実に優秀な中継ぎであったりもします。
四つ目と五つ目は似たような能力の、<レヴィ―ルの保安官補>と<自由なる冒険者>。保安官補はマイザーと同じウィッチのクラスですが、<自由なる冒険者>はどのクラスでも使えるニュートラルカードです。この二つは、能力が良く似ています。共に、ファンファーレで<従順な駿馬>を場に出す、という仕事をするからです。保安官補はついでにワンドローがあり、対して冒険者は5ターン目以降は駿馬ではなく場に出てすぐ攻撃出来る突進を付与する<機動二輪車>を場に出します。手札に加えるではなく出す、というのが結構差を生んでくるのですが、それはさておき、とりあえず先手で貼って後からくるフォロワーの役に立たせる、というのが基本の動きとなります。
六つ目は<ワイルドリザード>。こいつはファンファーレで<従順な駿馬>を手札に出し、ラストワード、つまり破壊されると<機動二輪車>を残していく、というフォロワーです。駿馬を手札にも、場に二輪車をも、どれも使えるので、基本性能が劣るニュートラルのカードですが、重宝します。
七つ目は<マーシャルゴーレム>。7コストフォロワーです。普通に出す場合は、守護を付与する<魔導装甲車>を標準2コストフォロワー<クレイゴーレム>に使ってバフして守護を貼る、というフォロワーです。しかし、このフォロワーの実態は、アクセラレート、ある意味スペルとして使える能力での、<従順な駿馬>を1コストで配置出来ることです。7コストで使うこともありますが、大体はアクセラ目的のフォロワーです。
大体、この七種がマイザーデッキの基礎形となっている、と言っていいかと思います。
どうマイザーを使うのか?
さて、この基本七種がどうマイザーに絡むのか、という話をしていきます。
と言っても単純で、殆どが<従順な駿馬>要員だと言っていいでしょう。何故か。それは<従順な駿馬>というトークンカードの性能が物語ります。
これは場に出たフォロワーの能力にバフを与え、そして消滅するカードです。それも、出ていれば出ている数分、同じフォロワーを強化し、そして消滅するというものです。
マイザーの能力を思い出していただきたい。消滅、つまり場を離れるカードの数分、<ラピッドファイア>を手に入れます。つまり、スタッツを上げつつ場から離れていく、この<従順な駿馬>がマイザーの基本セットとしては、実は最重要なのです。
幸い、<アクセルヒーロー・マイザー>は1コストフォロワー。<従順な駿馬>も1コスト。どちらも大変軽いのが特徴です。なので、ある程度集めた<従順な駿馬>を並べて、マイザーを乗せていけば、手軽にスタッツの高いフォロワーを置きつつ、<ラピッドファイア>を回収することが出来る、という訳なのです。
なので、基本セット部分での動きは、如何に駿馬を出すか。そして如何にマイザーを手札に集めるか、という格好になっています。この部分に、<ピースキーパー・ヴィンセント>の進化時能力の部分も混ぜ込んで、とにかく<ラピッドファイア>を撃っていたら勝った。というのが最大のネタ。そういうデッキなのです。
実際のそうなった動画
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マイザーデッキの上振れというか、ただのぶっぱ試合ですが、最大限これを狙いたい、というのは分かっていただける一戦を収録しています。マイザーデッキとは、つまるところこのようなもの……。というのがわかっていただけると、実際の対戦で冷や汗かきながら戦ったのもいい思い出になりましょう。
さておき、次回の話
次回は基本セットに合わせるキットの話。全部するのか一つに詳細なのかは、まあ気分次第です。主に自分の覚書というかネタ書きですし。
ということで、したらな!