シャドウバースソロデイリー特化デッキの話 <レヴィ―ルの旋風>編の1 ネクロマンサー編

この項について

 新弾になりバトルパスという施策が導入され、ミッションをこなすのもそれなりに必要なってきた昨今ですが、ならばソロデイリーを速攻まわせるデッキの必要性……! という謎のゲインによって記載される謎の項。
 それがここだ!
 ということで、ソロデイリー特化デッキの話をつらつらとしていきたいと思います。
 今回は、前に作ったネクロマンサーのソロデイリー特化デッキを改築しつつ、ソロデイリー特化デッキとは、という話になったらいいなあ。
 さておき、それではいってみましょう。

前回のを軽くおさらい

シャドウバース ソロデイリー消化特化デッキの世界2 - オタわむれ 日々是戯言也blog

 上記が前回のやつです。どういうのか。
 疾走出来るトークンフォロワー<ゴースト>を〆の主体としたデッキでした。基本的に5ターン目までに勝を決したい、そうする為のソロデイリー特化デッキとしては、その通り5ターン目にきっちり勝てるデッキではあるものの、上振れが少ないのがちょっとだけ難点でした。
 その点を少し改良して、上振れで4ターン決着も狙える形に。そういう企図を今回はした次第です。

今回の改良点に関わるカードについて

f:id:hanhans:20201007163836p:plain

 今回は6枚入れ替えしました。上記の画像がそれですね。そのカードを一つずつ見ていきましょう。

f:id:hanhans:20201007161852p:plain

 まず<恨みの語り部>。3コストフォロワーですね。場に出すだけでダメージがとれる、という<ラビットネクロマンサー>涙目カード。
 しかも場に出る、なので手札からでもリアニメイトからでも大丈夫。ラピネク更に涙目。
 その上でスタッツも良好、ということで、ラピネクを入れる意味がほぼなくなってしまいました。なので、<ラビットネクロマンサー>を抜いてこれがインです。

f:id:hanhans:20201007162525p:plain

 次。<ネクロインパルス>。4コストスペル。<ゴースト>を4枚並べるのと、墓地が10以上で攻撃力にバフも。
 墓地を10溜めるのは決着を5ターンとすると難しいものの、安定して<ゴースト>並べられるのが魅力的です。4体で止まるのも、後述の<スカルドリーマー>との絡みで、地味に魅力であったりもします。
 どちらを取るか、というのは趣味趣向ですが、<ファントムハウル>と入れ替えました。

f:id:hanhans:20201007163213p:plain

 三枚目。<暗がりの悪霊>。ネクロでは珍しい、素の能力に疾走を持つ、4コストフォロワー。葬送するとスタッツ上昇するのもあり、4ターン4点疾走が可能になりました。後攻4ターンに、<スカルドリーマー>の出した<機動二輪車>もあれば8点飛ばせる計算が立ちます。<ネクロインパルス>でも可能ですけどね!
 <オルトロス>の枠をこいつで奪ってみた格好に。どっちもいいんですが、<オルトロス>は着地がちょっとだけ難しいからね……。

f:id:hanhans:20201007163716p:plain

 四枚目。<スカルドリーマー>。こいつ単体では2コスト標準フォロワーですが、ラストワードで<機動二輪車>を出す、という点が特異。攻撃力をプラス2出来るので、疾走フォロワーと組み合わせれば打点がしっかり伸びる為、ソロデイリー特化デッキでは有能と判断しました。最低限のスタッツあるのも、いいですね!
 <ダークコンジャラー>と入れ替えとなりました。

f:id:hanhans:20201007164332p:plain

 五枚目。<ノーライフパーティ>。2コストアミュレット。置いて8ターン経過すると負けになる、という特異なアミュレットですが、それまでに当然倒すソロデイリー特化デッキには、むしろ超使える一枚。ゲインしかねえ。特に相手の顔にダメージが飛ぶ点は超有能としか言えねえ。都合、1度とは言えど、少しで早く顔を詰めたいソロデイリー特化デッキとしては、有難いことに変わりはありません。
 <スケルトンファイター>と<死の夢の少女>を抜いた枠に入れました。

f:id:hanhans:20201007165114p:plain

 六枚目。<輪廻の強制>。2コストスペルで確定除去系。これは厳密には<運命の神々>のカードですが、今回は入れる価値が増したので入れました。リアニメイト3、つまり<恨みの語り部>を発掘出来る性能、というので、ぶっこんだ次第。地味に除去枠としても使えるのもいいですね。
 <スケルトンファイター>と<死の夢の少女>を抜いた枠に入れました。

出来たデッキはこんな感じ

f:id:hanhans:20201007165811p:plain

 <レヴィ―ルの旋風>で追加されたカードが全体的にアグロ向きなのもあって、ソロデイリー特化デッキもだいぶブラッシュアップできたかと思います。特に4点疾走を手軽に、な<暗がりの悪霊>は結構大きいネタです。
 これでかなり楽に5ターン勝利を、あるいは上振れれば4ターン勝利も可能な形になりました。まあ、それでも結構運が絡みますがね!
 基本的な運用は、1コスト目から出せるカードを出していくのは変わらないものの、3ターン目に<スカルドリーマー>を置いて倒させることで、かなり強引に6点、進化込みで8点疾走が狙えるなど、動きが結構多彩になった感じでもあります。
 後攻ならですが、2ターン<ノーライフパーティ>、3ターン<スカルドリーマー>、4ターン疾走要員で8点取ってターン終了時に2点、という芸当も可能。これが上振れとしては最大値でしょう。まあ、運はどうしても絡みますが、それでもだいぶやりやすい形にはなったのではないか、と思います。

実際に動画でも。

【シャドウバース】 ソロデイリー専用デッキの世界 <レヴィ―ルの旋風>版ネクロマンサー編【ゆっくり実況】 - ニコニコ動画

https://www.youtube.com/watch?v=HXIlzm5EP08
 開始6分程はデッキのことであれやこれや。CPU戦はその後となっております。
 とりあえず、CPU戦を3戦して合計タイムを出していますが、実際にタイムを出したのが初めてなので、早いのかどうかよくわからず。
 ですが、そこそこ早くやれているかな? という印象はあったりします。もうちょいサンプル数集めないと、ですけれども。

さておき、まとめ

 もともと早いには早いものの、4ターンの壁が越えられなかったネクロ版ソロデイリー特化デッキですが、それを越える可能性がちらっと見えたので、手応えとしては上々です。
 そもそも5ターンの壁を越えるのを目的として、ソロデイリー特化デッキ作ってましたから、そこに手が付く、可能性が見えただけでも、それはそれで上々ではあるんですが、でも4ターン決着出来るとなると嬉しいものです。実を結んだ感がパない。
 しかし、その手応えを得た同日に、ヴァンプのソロデイリー特化デッキで、ウィッチ初級を3ターン決着やってしまい、ハードルがぐんぐん上がっていく……! ってなってしまいました。その壁、越えられるのかよ!
 まだまだ、ソロデイリー特化デッキの研鑽は続けなくては。そう思う吉宗であった。
 と書いて、お茶を濁して終了します。