まんがタイムきららキャラット三作感想(2020年11月号)

承前

 きらら誌の栄枯盛衰はかなり素早い。一時期大磐石のそれかと思っていたきららキャラットも、いつの間にか旬はMAXにあり、と言われるようになっていました。生者必滅……。
 といって滅する訳ではない、と思う、ので、これからもキャラットを愛でていこう。そう思う吉宗であった。
 さておき、三作の感想を語るところ、それではいってみましょう。

浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』

 今回は、アニメの方も始まるし、まあちょっと基本に立ち返ってみようか、というのでこうなるからこの漫画はやめられねえ!そこに痺れるッ!憧れるゥゥ!! とジョジョのモブみたいな気持ちになる回でした。
 話というか趣向としてはまるまるしないと出られない部屋でしたが、こんあアレしかおらんアイドルグループにそれをさせたらどうなるか、というのが如実過ぎて尊敬の念すら湧いてきました。とりあえず、イノさんの女子高生を感じたいから女子高生の匂いがするシャンプーを、ってお前が女子高生だろうが! なとこが凄かったですね。凄いとしか言いようがない。凄い以外では変態としか言えない。変態。
 後、今回はキャラット独立創刊15年でキャラットちゃんが出る小冊子付だった訳ですが、そのキャラットちゃんがGODで全裸と、そこでもトバしてて、この漫画と浜弓場双先生はどこに行くのか、というのを考えずにはいられませんでした。本当にどこ行くの?

黒田bbAチャンネル

 終了がアナウンスされ、大安定のまま連載を終えてもらう。それで満足するしか、ないじゃないか……。という妥協満足鬼柳京介状態な昨今、皆様はどうお過ごしでしょうか? 今回は濃密なナギユー子プラスすることのけいちゃんだったので、ナギリストな私は大満足、それも最ッ高だぜ!チームサティスファクションの復活だッ!!(カーン!) 級で最高でした。ナチュラルにどうでもいい視力落ちてたネタがぶっこまれて、黒田先生ったら、長万部! ってなってました。←どういう状態だ
 さておき、ナギユーが厚い回でしたが、るんちゃんとトオルンの部分も中々に濃密で、るんちゃんからの同居したいよね、という発言に超時間差でいいの!? とベッドに横たわってからのたまうトオルンが最高でした。本人がボケているつもりがない辺りが、流石トオルンだなあ、と思いました。個人的にはノーミュージックライフレベルです。←高低差が分からん

GAGAGA『あやしびと』

 かばねさんとみぞれさんの出会いの話。相変わらずというか昔からみぞれさんはたらしだなあ! という印象がさらに加速する回でした。かばねちゃんやっぱり可愛いよね……。見た目粗野なのにかなり優しい子だからね……。小学生上の方とはいえ、ちょっとどこか言わんが後の爆発を感じさせるとことかもいいですね……。←駄目発言
 でも、優しさゆえに孤立するのを受け入れちゃってたけど、そこにみぞれさんが、という流れは本当にみぞれさんたらしだなあ! でありました。この頃からたらしとして完成してやがる……!