格ゲー、跳ねないのか?

【PS5】ストリートファイター6

この項について

 格ゲー大好きで30年選手くらいになる私が、格ゲーってなんでもっと跳ねないのか、白竜ぽくすると「でかいシノギの匂いがするな!」とならないのか。そこについて勝手なことを書いて楽しむ項となります。
 一応の前回が、
hanhans.hatenablog.com
 となります。そっちは操作難度の話でしたが、今回は資金面の難度の話になるかと思います。わりとぶっつけ本番でやっているのでどう収斂するか分かりませんが、なるようにならあね! のアホセル感でやっていきます。
 それではいってみましょう。

弐:資金的な難度について

 格ゲーは金がかかります。昔は100円玉がもりもりと減るタイプのかかりかたでしたが、最近はそれとは違う方向で金がかかるようになりました。そういう話をカカッとやっていけたらと思います。
 とりあえずプラットフォーム、コントローラー、あと雑費、という感じで進めてまいります。

何でプレイするか

 最近の格ゲーは色々なプラットフォームで遊べます。各種ゲーム機からPCまで幅広い訳ですが、それゆえここに一つ問題が出てきます。
 どのプラットフォームが盛り上がるか分からないことです。
 格ゲーは対戦が肝であり、つまり対戦できる相手が多ければ多いほど楽しめる腕前の帯域が太くなります。なので、どのプラットフォームの方が人がいるか、という部分の読みが必要になります。何の読みだよ。
 そのゲームがマルチプラットフォームなら、この部分はスルー出来ますし、そうでなくてもそもそも手持ちのプラットフォームでやるのがベターではありますが、例えば、対戦を密にしたい、そもそも今から格ゲーを始める、したいけどゲーム機やゲーミングPCはない! というのであれば、プラットフォームから厳選することにもなり、そこが中々ハードルになります。
 至近の期待作格ゲー『ストリートファイター6』では、

  • 中古を含め安く且つ手に入りやすいが、ロードや映像出力、ラグなどが一番良くないPS4
  • PS4よりはいいがそもそも置いてない店もあり少し入手難度が高いXboxシリーズ
  • 性能的には良い方なものの、少し高めで且つ少し手に入りにくいPS5
  • 性能をゲームの方に合わせられるので快適プレイ出来るものの、お高いゲーミングPC

 の大体4種に分けられる感じです。Xboxはあまり知らんので、印象論です。間違いがあるかもでさぁ。その時はすまんな、本当にすまん……。
 この辺はどれが正解、と言うのはなく、個々人の環境や資金で変わってきます。マルチプラットフォームでも、ロードやラグの兼ね合いでどの環境にしようか、となるので、ここから始めると沼度が高いです。とはいえ、FPS類のようにハイスペックが必須ではなく、特に少し昔の格ゲーならPS4レベルやちょっと型落ちのPCでも何とかはなります。
 スト6の場合でもPS4で出来るので、安くするならPS4安定かも。ガチでいい環境でしたい、ならゲーミングPCでもいいですが、マジ高いので、格ゲーが肌に合うかの試しならPS4安定ですねやはり。

コントローラー問題

 プラットフォームが決まったら、ゲームを買ってレッツプレイ! などと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ。
 と、つい某アスパラガス声を出しましたが、格ゲーの沼はプラットフォームだけではありません。コントローラー選びも、格ゲーでは重要なのです。
 まず、現在の格ゲーにおいては、大体3種ののコントローラーが存在します。
 まず、通常タイプの、つまり手持ちのコントローラー。
【純正品】ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4) ジェット・ブラック(CUH-ZCT2J)
 ゲーム機なら標準装備。余計な出費はありません。しかしゲーミングPCでは買う必要がありです。必要最低限のならわりと安い。3000円くらいが標準の価格設定といえるくらいです。
 手持ちのコントローラーの良さは、手に持つことを念頭に入れたデザインなので、圧倒的に持ちやすい点です。持ちやすいってのは重要だぜ、ってダッチも言ってた。
 という戯言が出ますが、それゆえに大変安定して操作しやすいという特徴があります。両手でがっしり掴む形になるので、ブレが少なかったりするのです。これは他のにはない利点として挙げられます。また両手持ちなので、比較的大きく手を移動させても問題ないのもあります。体が動く勢救済措置です、というのは冗談にしても、変に動かしてもコントローラーがついてくるというのは利点と言っていいでしょう。
 ただ、人にも寄るところはあるとは思うのですが、個人的にはコマンド入力が若干難しく感じたりします。どうも左向きのコマンドが上手くいかなかったりするのです。これは個人差で、且つ修練でなんとかなる部分ですけど、逆に言うと個人差として苦手だなあ、というのはあるところとも言えます。
 あとは連打も結構難しい部類です。この後挙げるコントローラーだと連打はやりやすい、スライドで押していけるので楽なんですが、手持ちコントローラーではこれが結構むずい。手持ちゆえのスライド打ちのむずさがそのまま連打系のむずさに繋がっています。
 次に、レバー式コントローラー。アーケードスティックと言った方がアマゾン検索には引っ掛かります。格ゲーマーがレバーというとこの形式になります。
Mayflash アーケードスティック F300 Elite PS4/PS3/NEOGEO mini/XBOX ONE/XBOX 360/PC/Android/Switch対応 [日本正規品]
 レバーの良さは操作がやりやすい点です。手持ちのコントローラーだとものによっては斜め入力とかがほんのり面倒だったりしますが、その辺の方向操作はレバーは大変やりやすい。滑らかにつながるのに慣れると、他のゲームでも手持ちコントローラーより断然こっち、となってきます。
 それとボタンが横並びの形なので、スライドでの連打入力や同時押しが見た目で分かりやすいのも利点として挙げられます。特に格ゲーおじはこの形式に30年くらい親しんでいるので、格ゲーといえばこれ! という人も多いかと思います。また格ゲー自体もこれを基点に作られているので、相性がいいのは理の当然というやつです。
 難点としては結構値段が張ることと、重く且つかさばること。
 まず、値段関してはピンキリですが、ある程度安心して使える、というのになると10000円くらいは平気でカッとんでいきます。それと良い点でもあるのですが、ある程度のカスタマイズ性もあります。特にボタンの押し心地とかはこだわられるポイントです。まあ、そこまで行くのはかなり個人の領域ですが。
 それから、レバーは結構重いです。というより、重くないと力を入れて動かしたりすると動いてしまう、という点があります。どうしても据え置きに近い形なので、変に動くと操作がおぼつきません。ゆえに軽いのよりある程度の重みがあるものの方が重宝される傾向があり、どうしても重い。気軽に持ち歩けるようなものではありません。持ち歩くか? というのはありますが、それはそれ。
 また、どうしても体高、特にレバー部分が高いので、結構かさばります。置き場もですが、持ち運ぶ為に何かにいれるにしても、結構幅の広い袋が必要です。そんなに持ち運ぶか? というのはありますが、それはそれ。
 最後にHITBOXなど、レバーレス系と言われるコントローラー。これはレバーのレバー部分がボタンに置き換わったタイプのコントローラーで、格ゲーに使われるようになってそれなりの年月が経ちましたが、まだ新興の部類です。
Hit Box PS4 / PC / Switch®対応 レバーレスゲームコントローラー ヒットボックス【日本語パッケージ】【簡易日本語説明書付き】【最新ファームウエアー対応】【正規輸入品】
 利点はレバーよりレバーでする入力、コマンドなどを高速で処理できる点です。レバーではどうしても、ほんの少しですが処理が遅くなる部分を、レバー操作ボタンを押すという行動にすることでカカッと済ませられるというものとなっています。
 慣れればレバーより高速でコマンド処理できるのが大変優れてきますが、ゲームやってた勢の人、レバー手持ちコントローラーとかので慣れていると、ボダンで方向操作、というのでやり方が迷子になってしまいがちな点が難点の一つ。逆に最初からレバーレスだ、というのならそれの方がいいかもしれません。
 難点としてもう一つあるのが、レバーと同じく値段が張る点です。しかも20000円くらいするのが一般的なやつ、というのでレバーよりお高い。改造を念頭に入れてという仕手もありますが、それもそれで敷居が高く感じられるでしょうから、そこまで入れ込めるか、という話になってきます。入れ込めるなら、レバーレスは楽しいと思うので、これから始めてお金もある、というならそれでいいんですが。
 それと、レバーよりはかさばりませんが、それでもそれなりに場所を取る点も難と言えます。
 余談ですが、レバーやレバーレスは最近はPCに使えるならPSでもXboxでもSwitchでも使いまわせるものもあるという点で、かなり扱いやすくなっている点は挙げておきます。
 まあ、付け替えたら設定最初からしないととかなんで、面倒ではあるんですが、昔はレバーはその対応ゲーム機に対して専属のコントローラーだったのです。そういう意味ではゲーム機とレバーは密接だったんですが、今はそうでもない、ってことです。その点で色々と使いまわせる現在マジありがてえですよ。レバー1つで事足りますからね。

更に環境を良くしようとすると課金で現金がマッハなんだが……。

 ゲームする機械とゲームとコントローラーがあれば、まあ大体ゲーム環境は完成なんですが、細かいところを気にしだすと金が更に飛びます。
 先述のようにレバーはかさばります。場所を、空間を取りますから、それが置ける場所とかも必要です。そして重いので太ももに載せてプレイ、という訳にもいきません。適切な高さを出す何かが必要です。床にベタ座りだとしても、ある程度高い椅子だとしても、太もも載せは本当にオススメできないので、そこをクリアする台か何かを要求されます。机とかね。
 また、ゲーミングPC買ったらそれ用のモニターから、ゲーミング机や椅子も欲しいよね! という形からガン入るタイプだと本当に金がマッハで溶けるのでご注意を。でも、いいモニターはゲーミングPCでは必須でもあるので、痛し痒し。私も床ベタ勢ですが、ゲーミング座椅子が欲しいとか思ってまして、本当に金がマッハです。
 また、追加コンテンツというのも、最近は自然と導入されていますが、これもお金がかかります。特に追加キャラとか言われると、買わないといけない気がしてくるから困りもの。実際、格ゲーを密にするなら、全てのキャラについてある程度の知悉がいるようになるので、課金当然です。
 他にもゲーム機だと対戦する為に料金が必要だったりもしますがそろそろ長いのでそういうのmのある、として終わりに向かいます。

派手に金がかかるよ、という話

 格ゲーは金のかかるという話をしてみました。ゲームをする機械を買うだけではなく、操作するものも必要になる辺りがかなりハードルを上げるよなあ、というのが結論でしょうか。
 特に、ゲーミングPCで入った場合は操作系が必須なので、ここがキーボードとかで出来たら、というどぐらさんの言ってたのは本当になあ、とはなります。その辺がスト6でどうなっているのか、というのも見ものです。
 さておき、長くなりましたが今回はこの辺りで。次回は精神と時の話になるかと思います。精神の話は最近してますが、それに更に時を絡ませる話になるかなあ、と。
 という予告しておいて今回はここまで。したらな!