『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』1話目見たので感想

はじめに

 アニメの感想書くの、結構久しぶりなのですが、2023年秋アニメの中で何故か『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』を見始めました。
 原作もあるのは知ってるけど、「ハーレムラブコメだろ? 興味ないね」とクラウド感で対応してました。
 ですが、YouTubeの某反応集動画のサムネの、ボーボボボ・ボーボボの字だけでこれは俺に認識の誤りがあったか!? となり、「少し、興味が出てきたよ……」とラスキン卿状態になり、そしてその動画を見たことでそれが認識の誤りだったとわかりました。
 そして、アニメを見て、その素晴らしさに啓蒙されたのです。明日原作買ってきます。
 それくらいのパパパワーのある1話で、これが序の口ならこっからどうなるのー?! という感嘆が漏れ漏れでした。
 そんなわけで、ここにアニメの感想を残しておこうと思いました。これは残して未来の自分を楽しませたいと思ったのです。
 初見の感想は残しとかないと、初見は二度と見れないですからね。形はズルズルとした箇条書きで。初期衝動が大事だからね。
 それではいってみましょう。

第一話

  • 恋太郎、開幕でフラれるの巻。
    • 何故か知らんが無理、なのはある意味で伏線だったのかしら。運命の相手以外は強烈に合わない何かがあるん?
      • というか、恋太郎、幼児から女の子口説いてるのに、今回最初みたいな初々しい告白出来る時点でいいやつ感がある。よくチャラくならなんだな。
        • そこも人間性の良さの表れとも取れますが、100回告白してフラれても真面目ムーブ告白やる、というのは少なくない狂気も感じます。そこチャラでクッションいれるようになるやろ。打たれ強すぎないか?
  • 友人A、ちょい役なのにモブ声感がない。これが反応動画で言ってたもしかすると女の子? に対する答えなのかなあ。
    • 原作がいつかする為に蓄えてるとこを、女の子可能性残しするアニメ製作陣の心意気やよし。連携が密なのかしら。
  • 恋の神様に願掛け恋太郎。すると神様がジョジョ3部のハイプリエステス状態で出てくる。
    • 神様が、というのがわりと凄いことだけど、ギャグ調なのでなんかジジイ出てきたで済む感じ、コメディ!
      • 神様の声が千葉繁さんで、恋の神様の感じからばっちりあった配役でよござんす。
    • 神様、運命の相手について語る。運命の相手に出会うと、ビビビッとくるとのこと。ここで男女差がある、と言うのは上手い。
      • 女子側は出会ったその瞬間、というので、今後女子が出てきてその瞬間! となる展開をベタ基礎に出来る。誰がこの女陥落(オチ)た! の状態か基本わかりやすくなる。出来たシステム。
  • 神様の言葉を適当に胸に入れてはじまる高校生活。その最初でいきなり可愛い子二人と運命の出会いをしてしまう恋太郎。
    • 100人恋人になる為にやってる作品とは聞いていましたが、ファーストコンタクトは一人やろなどと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ。
      • ここで運命の相手なら女の子は即落ちを早々にかましてくる。それも二人同時!
        • こっから展開のコイ味が一気に高まって、ごついラブコメが開始されてしまうのが上手です。
          • ギャグ要素がラブコメとしてはスムーズにインしてくる。そこに変な澱みがなく、カカッと展開される。コメディ巧者の業前です。
  • 女の子二人が足挫いた。というのを当然嘘だけどやりだして、なら保健室に、のとこから四葉のクローバーの話がインして女の子二人が四葉のクローバー探しにゴー! 足は!? というここの遅滞なさは勉強になるレベル。
    • その後の恋太郎の飲み物差し入れに対する女の子二人のムーブが対照的です。ツンデレの人はもうツンデレ最上級位置に突入してるし、おパイな人はもう間接キスを狙いだすし、これが運命!  と慄きます。
      • 間接キスのとこの、15ml飲むのむずいなとか、おぱいの人が間接キスに緊張しすぎて飲めずにジュースだばーとかここも釣る瓶打ちのネタ具合で良かったです。
  • そして告白される恋太郎。しかも二人同時に! 運命の相手、マジで速攻発動するんやな。
    • おぱいのひともツンデレの人も、会って数時間だけど、もうあなたしか! ってなってるのも運命つえー! ってなります。
      • ただ、その運命には問題があるのが、そのあと語られます。
  • 流石に今この瞬間に返答できねえ! と翌日に答えを順延した恋太郎。神様に話を聞くが、そこで運命の相手と結ばれないと、その運命の人に会う為に運気使ってるから、なんやかんやあって死ぬ。つまり、恋しないとしその子が死ぬと告げられる恋太郎。
    • なんで100人も彼女候補がおるねんスカタン!(そこまでは言ってない)、となる恋太郎。神様にも色々、初ラピュタとかあったので、というくそ事情で、しかしもうどうにもならんという結論に。
      • このままお互いフッた形にして後で繋ぎを取っておけば、と考えたりする恋太郎。でも、それは違う! と断言します。そして見つけた解決策とは……。まー、ハーレムなんすけどね。
  • ということで、おパイさんとツンデレさんを二人とも愛す! と啖呵を切る恋太郎。ちゃんと四葉のクローバーを用意して、ロマンチック。
    • これで、この女たち陥落(オチ)た! となって1話は終わり。二股でも問題ない、って図太いですなこの娘さんたち……。
      • 今後出る女の子をちらちら映しながらエンディングへと。図書館系のちまい子が好みです。
    • つか、並の作品ならこのどっち! の流れで一本シリーズにできそうなのに、1話でサクッと終わらせるってやばいな。後98人はこのクールでは不可能だろうけど、これいつになるかは分からんにしても最終的に全員出して話が回せたら伝説になるぞ……。
  • エンディング可愛かった。
  • しかし、作画が良いというか、女の子を可愛く描くのがしっかりはまっている。そこが重要な作品なので、その判断、イエスだね! だけど安定するのか?
    • 思った以上にコメディとして展開が濃く、この作品、出来る! となりました。これからキャラが増えていったらかなり無茶苦茶になりそうなんだけど、本気で100人の彼女になるのか? そうなると恋太郎は最終的にフクジョウシするのでは? ですが、とりあえず期待の一作として今後も見ていこう。そしてまず1巻買ってこないと!