『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第93幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 毎日一つ書けば、毎日できる! そんなことはわかっている!!
 なんかほざきましたが、とりあえず一日一話のペースでギャグマンガ日和の感想を書くコーナーです。アニメ化、どの辺りをやるんでしょうかね。個人的にはフィアンセが変な仕事にばかり就きたがるやつをやって欲しい。フィアンセが押し黙るとこが超みてえ。あの気まずい雰囲気がアニメ化したら最高じゃない?
 さておき、ページ数とコマ数の確認してます。低ページ回はノイズがでかいですが、それもまた一興。荒れるのも織り込んでの調査です。
 ということで、それではいってみましょう。

第93幕 雛人形

大体の内容

 自社の最新雛人形を確認するのだが……。

感想

 新しい雛人形とは言ったが、という話。あるいはこんな雛人形は嫌だ! をがっつりやった回ともいえます。
 とりあえず、開発の面々がドヤ顔で出てくる雛人形が全数意味不明なのがいい。なんでそんな雛人形を!? と度肝を抜かれます。4つどれもやばいですが、個人的には貯金箱になる雛人形が、体にコイン入れる穴があるならまだわかるけど、何で穴が顔に!? というので爆笑しました。社長の「人形は顔が命って言ってんだろがーー!!」ってツッコミにほんとな! になります。というか、顔が商売道具な雛人形のその顔に縦長のでかい穴を作るの、訳わかんないので最高。そして雛人形の顔に穴があると異形感が出るんだな、という知見も得ました。普通に怖いんですよ、人形とはいえ顔に穴があると。
 さておき。今回のオチ、こんなグダグダでどう決着するかと思ったら人物紹介で口が臭いが全員にあったのが伏線だった、というのでどういうオチだよ!? ってなりました。なんか全員口臭いって書いてあるな、からのまとめて落とす。そこ拾うとは思わなかった。チェーホフの銃みたいなアレだったのか。ちょっとニュアンス違いますが、そんな感じを受けました。ネタにする気で描いてたのか、というか。いつものよくわからん笑い要素なだけじゃなかったんだ……。

何ネタ?

 会社ネタ。あるいはこんな何何は嫌だ! ネタ。おおよそ意味不明な機能が実装された雛人形の怪作っぷりがほんと嫌。そりゃ社長もキレ散らかすわ。
 そしてこの何何は嫌だ系は増田こうすけ漫画のベタ基礎というか、大体の回はこの系統。でも単調にもネタ切れにもならない独特の間合いでやるので、そこが増田こうすけ先生味でありつつ連載が未だに続いている所以でしょう。

ページ数とコマ数

  • ページ数:4ページ
    • やはり、このくらいのページ数がちょうど良いのでは? となるくらい道中バタバタからのきっちり〆している。うん、これこれ!
  • 総コマ数:23コマ
    • 最少は5コマで最多は6コマ。平均は5.75。ぼぼ6コマの構成なので、こうなります。6を割り込むレアケースですね。
    • 社長中谷7コマ登場。今回の主役はアレな人形なので、声のみの出演が多くてこの形に。ツッコミがあまりコマ数出ないのはレアですね。田嶋7コマ、服部5コマ、市川6コマ、西本5コマ登場。少ない登場コマで印象に残るアレ人形を提出してくるので、むしろ人形の印象しか残らないけど、それでいいのかも。

過去ログ

まとめ置き場