まんがタイムきららキャラット三作感想（2024年12月号）

この項について

　危い！　危い！　今月のが出たら見ることが出来なくなりますよ！　ということでだいぶ遅いですがまんがタイムきららキャラット2024年12月号の感想を、三作選んでしていきます。今回は好きな漫画が前に偏っているので、偏りはあるぞ！　好きな漫画について書く項なのだ！
　ということでそれではいってみましょう。

カヅホ『キルミーベイベー』

　地蔵があるところに、という話で見つけた地蔵がいきなり得体のしれないものだったので、今回はもう駄目だ、おしまいだあ……。となるのもしょうがない回。最初の一本の出来で大体その回の出来が分かるの『がキルミーベイベー』なので、もう駄目だ、おしまいだあ……。ってなるのもしょうがないのです。地蔵がおかしい序盤もひたすらトンチキな中盤もそのオチだと後に引くだろ！　な終盤も全部イカレていました。フォースのキルミー面を見せられた感じです。
　というか、大オチはマジでこれがキルミーじゃなかったらちゃんと収まってないからな！？　というレベルのものをぶっこんでくるので、本当にキルミーはイカレています。もう15巻も巻を重ねているのに、この暴力ともいえるネタを
　ぶっこんでくる！
　ぶっこんでくる！
　ぶっこんでくる！
　そうぶっこんでくる！
　そこをガツンだ！！
　するのでマジ困ります。どこに行くんだ……。

肉丸『ばっどがーる』

　前回前々回が海回なのに全然イカレてたせいで、今回が大変まともな海回してて、海！　すばらし！　ってなりました。そうそう、こういうのでいいのこういうので！　潮干狩りメインとかじゃないのよ！　こういうアバンチュールよ！　青春よ！
　しかし、清さんが亜鳥さんを触ってたところが、なんというかその、下品なんですが、チカパシました。エロス！（(ｃ)佐天涙子さん）
　この漫画、やっぱりエロスな時のエロス具合が力強いな……。基本的にエロスする漫画じゃないけど、唐突にエロスするとパワがある。おっかねえ……。牧場シボリにくる……。

海星なび『魔法少女は羞恥心で強くなる』

　ギャル登場！　結構堅い学校な真侑さんとこの学校でかなり型破り！　そして敵味方を攪乱する！　この漫画が落ち着き始めたところで波乱誘引！　地味に氷雨さんの魔法少女姿が少し戻ったとこで更に動かしてくる！　突っ込んでくる！　突っ込んでくる！　つ（略）ガツンだ！！　という話を動かすことにしっかり軸足があってよいです。ギャルさんも敵味方どちらにも粉かけている感じで、どっちサイドに着くか分からないので、非常にどう転ぶのかが楽しみです。敵になるのか味方になるのかが分からんのは本当にいい。そもそもいい意味で先が読めないので、これがこの漫画のビンテージが芳醇の時を迎える！　になるよう願わずにはいられません。長続きしてくれい！