まんがタイムきららキャラット三作感想(2025年5月号)

まんがタイムきららキャラット 2025年5月号 [雑誌]

この項について

 まんがタイムきららキャラットの三作を取りあげ、感想をしたためていくところとなります。現行のきらら4コマ誌では個人的には二位、といってもMAXと無印の間なので自然とそうなるんですが、なキャラットですが、MAXみたいにこの2年ほどで「全てを、振り切るぜ……!」して妙な力を得た訳ではなく、堅実に良連載を積み上げて今の位置にいる、という評価なので、このままのペースで力強くなってもらいたいところです。
 閑話休題
 今回も三作取り上げますが、当然趣味が合う漫画を取り上げるところはあるので、意外といつもの面々だな、ってなるかもしれません。ですが分かってください。好きな漫画の感想を書くことが現代社会における最大の癒しなんです。
 何言ってだよ君! はさておき、それではいってみましょう。

海星なび『魔法少女は羞恥心で強くなる』

 真侑さんがいい子なので、なんとかバトルバトルしないようにできないか? とゆずちゃんさんと話したりするけど、そうは問屋がいかんざき。というかゆずさんは今回で戦う意味を見つけるというか、楽しみができてしまってます。真侑さんが服ぼろなのいいなあ、ってなってました。それ以上いけない。
 とはいえノクタン側が結構フワッとした敵だったので、それに加担するゆずさんのモチベーションもフワッとしてましたが、今回でかなり固まった感じです。この辺の立ち回りが如才ない。簡単に進まないけど、だからこそすぐに敵対者にならない辺りにこの漫画イズムを見た思いです。

あfろ『mono』

 まだまだ続くよ、車中泊仕様DIY! ということでアニメ化が絶賛放映中の現在でも大人の車中泊DIYはまだ終わりません。女子学生組の出番が全くない! アニメ中でもお構いなしかよ!
 だから気に入った。
 車中泊DIYの話を途中で曲げることなく、この漫画はこういう漫画だから、というのを延々と貫き通す様、見事としか言いようがありません。他の言葉にすると頭いかれてる。普通連載中のをどんなだろ、で見るところで大人組の話、しかもカメラ関係ないというのをやり通す勇気ですよ。心に蛮勇ですよ。というか実戦で培われた知識の存在感の高さ、実際やったから出たことなのよー! ってことを何の臆面もなく出してくるのは素直に尊敬します。別の言い回しにすると頭いかれてる。
 とはいえ、こういう工作系が好きな人には堪らない漫画です。地味なマクガイバーみたいなというか。道具を作ったり、いろいろなものを形にしたり、というのは刺さる人にはぶっ刺さりますよ。でもこの漫画カメラ関係から始まってませんかねー! ではあるんですが。

カヅホ『キルミーベイベー

 卵拾った! からのそれ石じゃね? からの丸いし丸いし丸い……。ってなっていくやすながもう既にこの回のやばさを感じさせます。最初の一本の仕上がりで大体その回の狂気具合が分かるのがキルミーのいいところ(いいのか?)ですが、そんな状態なので今回も当然いかれた回でした。既に漫画としては15年近い連載だというのに、このいかれ具合が未だに更新され続けるというのは亜空過ぎます。ほぼスラングルです。ゴリラゴリラゴリラスラングルです。
 というか、卵が上へ浮かんでいったのがその中身と全然かみ合いがない、というより最初に殻から出た手足と実体とがかみ合わないとか簡単には浮かばないネタで、まだわしも常識にとらわれ過ぎていたか……。と反省しきりでした。キルミーはいつだって常識の埒外だぜ。
 後どうでもいいんですがやすなが丸と四角を瞬時に読み取れないとこが大変よかったです。目も頭も終わってやがるはけだし名言ですよ。普通に違いがすっと出てこないってなんか病気なのでは? いつも激しめの折檻受けてるからなあ。