『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その66

この項について

 新弾、進化軸がとうとう出てきましたね、猿渡さん! ということで新弾〈蒼空の六竜〉カードがお披露目されました。グラブルコラボ且つ進化軸実装で奥義及び解放奥義の為に進化をどう稼ぐかが重要になり、いやマジどう進化数増やすんだ? となっています。奥義は現実的に可能そうだけど、解放奥義は大変では?超モリモリに進化する能力入れてトントンな気がします。というより、モリモリ入れてトントンじゃないと逆に危ないかも。動向に注目したいですね。
 さておき、今回も雑カード語りです。今回は最大級のバーン! そういうのもあるのか。という一枚。ベーシックの旅も折り返しですわよー!
 それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 それでは今回はベーシックの旅第5回。ドラゴンのカードである〈シャークソルジャー〉をみていきましょう。コストは8で攻6の体6。ファンファーレで相手リーダーに6点ダメージを与える、といういわゆるバーン能力持ちです。

基本的な使い方

 基本としても応用としても相手リーダーの体力を削る以外の出番はありません。ある意味能力の形がわかりやす過ぎるので、応用な行動はできないのです。相手にバーンダメージを与える以外では普通に殴るしかできない。つまるところ一種の脳筋系フォロワーです。
 とはいえ、6点はなかなか大きいダメージです。現在の最大値である20点からすると3割ちょいといったところ。それをこいつを出すだけで成し遂げると考えると、トドメとしては結構イカしているのでは? ともなります。
 しかしこのカード自体に盤面干渉力がないので本当にトドメ刺す用途に使う以外には使いにくい。8コスト帯でそれだとトドメ刺さないと逆に危ないまであり、攻撃をゴリ押すデッキ以外採用は微妙なラインかもしれません。

思い入れなど

 これのバーン火力はかなり高いですが、そもそもバーン自体がシャドバWBには多くない状態です。ナイトメアの〈蛇神の怒り〉、〈暴虐の行進〉などや、ロイヤルの〈テンタクルバイト〉、〈黄金の小剣〉、ニュートラルでも〈干絶の甘露〉など、あるいはビショップのクレスト打点とかなので、ある程度かなり限られています。それなりにあるという感じですね。
 その中でも、最大火力なのが〈シャークソルジャー〉の6点バーンです。そう考えると、狙いどころは意外とあるのでは? とも言えます。
 ただ、疾走札がちゃんとあるのがドラゴンなのでその打点よりは落ちるのが話をややこしくします。守護のあるなしによるとは言え、〈覇道の竜翼・フォルテ〉か超進化入れれば8点とかでます。そこと比べちゃうと若干見劣りするし6コスト盤面と8コスト盤面では8コストの方が盤面無視して生き残れる率は低いのはある種の正解。なので確実にリーダー倒せる時でないと他のカードの方が有益な場合が多いのが難点なのです。
 しかし、6点バーンは基本としては8コストで疾走みたいなものでしかも守護無視できる、ともいえ、なので有用と見ることもできます。それは強い? 弱い?
 この辺の感覚は人それぞれでしょう。わしはちょっと遅いんじゃないですか? の派閥です。ぶっちゃけもっと早く〈覇道の竜翼・フォルテ〉で同じくらい出せるので、価値としては高くないと思ってます。トドメにはいいけど、そこまで体力減らしてないと、なのでわりと抜きにくいおっとり刀だな、という評価ですね。弱くは全然ないし、低速の環境なら光る部分はあるんですけど、 PPブーストが微妙な現在だと順当に8ターン目ですから超進化残ってねえ! とかありえるので……。盤面に干渉できない部分を考慮すると、そこまでにうまく相手体力削れるようなデッキなら映えるんでしょうけども。いい顔詰め要員やPPブーストが次弾できたらいいんですが、その辺りどうなるやらです。

まとめ

 局面としてはトドメに使えるけど、それ以外だと微妙に強いような弱いような。そんなふわふわタイムなのが〈シャークソルジャー〉なのです。