『今月のジャッカル』第一回(『スイーツどんぶり』まんがタイムきららMAX2012年2月号分)

説明!

 今月のジャッカルとは、まんがタイムきららMAX収録の漫画『スイーツどんぶり』のキャラクター、眼鏡っ子武闘派ジャッカルこと柿崎志保子を愛でていこう、という趣旨で始める徒然感想です。基本的にジャッカル可愛いよジャッカル、という立ち振る舞いをすると思いますので、ご了承ください。
 この感想は今回の内容、ジャッカルの活躍、ジャッカル名台詞、キャラ登場コマ数の四点セットで一つのまとまりとしたいと思います。
 それではいってみましょう。

第一回の内容

 連載初回は、読みきり版の明確な続きというか、明らかにあっちを第一話にするのが正しい姿勢だけどちょっと今回から入る読者考えてくださいな内容となりました。ジャッカルが料理を作り、食わせ回り、屍の山を築き、百合い雰囲気を作り、しかし最後に告白する形に。その顛末は、まあ、ねえ…。某忍殺用語で言うとインガオーホーですね。にしても何この乱高下。

第一回のジャッカルの活躍

 読みきり版の段階では料理下手で栗原さんの精神崩壊までやったジャッカルですが、それでも三ヶ月の成果として今回も料理を作り、人に食わせると言う実地研修に洒落込むのが今回の大騒動の始まり。それの為に作ったのが目玉焼きなのはまあいいんですがお前なんで色青やねん。そしてそれを悪くない、ってどんな舌なんですか、ジャッカル。色が青な時点で賢明な読者諸氏はこの後の顛末は当然想像出来るでしょうが、それに違わず死屍累々で100人切りが達成されます。武力に味力が加わった最強の叩き潰し方であり、これをもってジャッカルの伝説は新たな一ページを加える事になりそうです。というか確実になってますよね…。
 そんな事をしながら、再び料理を作る段になって酒井部長にその素行を結構無理に止められて、ちょい百合い雰囲気を出したり。ガチ百合ではなくちょっと仲がいい的側面ですが、それでもこの雑誌の色だなあ、とか思いました。その後、事態の大きさにしょげ返るジャッカルがへちぃ絵でマジ可愛いんですが、どうしましょうか。どうもしなくていいでしょうか。そうですか。
 更にその後、一応上手くはなっているという事実が提示されて一回気持ちがアップして、その上で告白して、しかし駄目で砂になる、というのはもう完全にこの漫画の主役はジャッカルだというのを論を待たないでしょう、これだけやったら。にしても砂になるジャッカルマジ不憫可愛いなあ。このアップダウンの激しさがジャッカルの、そしてこの漫画の魅力ですな。いい漫画漫画しさ、と言えましょう。

第一回のジャッカルの名台詞

「料理は心」ってんなら!! あたしの本気は偽者だってえのか?

 頑張って作ったのにまずい、っていうのは食わされる方としては災難ですが、食わす方も苦しいのである、というのを気付けたいい台詞だと思います。ジャッカルの場合は味覚おかしいのをどうにかしないと、という気もしますし、最初に数人の時点で様子がおかしいのに気づいて食わすの止めるべきでしたけど。

第一回のキャラ登場コマ数

  • ジャッカル:41コマ
  • 酒井:37コマ
  • 栗原:33コマ

 やはり主役は格が違った。しかし、下二人も意外と出ているのな。