『スプラトゥーン』今から入る用ローラー系指南

初めに

 『スプラトゥーン』が面白過ぎて気を抜くと時間が吸われる毎日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。そういう挨拶はさておき、ちょっと脳内で盛り上がったローラー系攻略を書いて発散します。という体で、ローラーの話を。基本的にそんなに目新しいことはないでしょうが、自分の思考まとめ用なんですよ! と予防線。
 それではいってみましょう。

1:まずはのローラー種類概観

 ローラー今の所4種に分けられます。スプラ系、ダイナモ系、カーボン系、筆系の4種に。それぞれに使い道の違いがあります。それを大体の概観してみましょう。

スプラ系

 塗り移動速度はローラーの中では平均的。
 塗る範囲は優秀。
 轢く威力は高い。(基本一撃で轢ける)
 振りまわしの連射性は悪い。
 振りまわし発生は平均的。
 振りまわし範囲はそこそこ広い。
 振りまわし威力も高い。(ちゃんと当たれば一撃)

ダイナモ

 塗り移動速度はローラーの中では最低。
 塗る範囲は優秀。
 轢く威力は高い。(基本的に一撃で轢ける)
 振りまわしはの連射性はかなり悪い。
 振りまわし発生は遅い。
 振りまわし範囲はかなり広い。
 振りまわし威力も高い。(わりと適当でも一撃)

カーボン系

 塗り移動速度はローラーの中ではそこそこ速い。
 塗る範囲はスプラよりちょっと悪い。
 轢く威力は少し低い。(基本的に2回轢かないといけない)
 振りまわしの連射性は一応速い。
 振りまわし発生は速い。
 振りまわし範囲は少し狭い。
 振りまわしの威力は高い。(上手く当たれば一撃)

筆系

 塗り移動速度はイカ移動と同じなので相当早い。
 塗り移動での塗り範囲は相当狭い。
 轢く威力は相当低い。(5、6回轢かないといけない)
 振りまわしの連射速度は速い。
 振りまわしの発生も早い。
 振りまわしの範囲もそこそこ広い。
 振りまわしの威力は低い。(5、6回当てないと倒せない)
 
 大体こんな感じの性能差です。ダイナモ系が遅く、筆系が速い、という感覚でいいかと。これを認識した上で、どれを使うか考えていく、あるいは使いながら納得して行く形になります。とはいっても、ダイナモ系が個人的には相当強かったりします。チャージャー相手すると難しく感じますが、射程の短いシューター系や他のローラー系は基本的にダイナモ系が食物連鎖の最上位にいるって感じもありますし。まあ、その話はまたいつか。
 基本的にローラーで使いやすいのはスプラローラーコラボとダイナモローラーテスラ辺りかと思います。ただダイナモを出す面倒を考えるとスプラローラーコラボが素早く手に入るのですぐに使いやすいとも思います。スプラローラーコラボはボムがないのですが、それを補って余りあるスペシャルのダイオウイカの使いやすさ、攻防逃に使える、特に敵陣に深く入った時に逃亡する手段として使えるのが大きい、があるので、初手に使うのはコラボがオススメであります。最初からではないけど早めですし。ビーコンも上手く使えるようになると地味ながら仲間次第で強力さを発揮するので、そういう支援を覚える場合にもいいですね。
 さておき次です。

2:ローラーの基礎知識

 ローラーで特筆する点は、三つ。(筆系以外は)基本的に威力が高い点と前に塗る性能が低い点、そして継続的に塗る時は姿を出したままにしないといけない点です。
 威力が高い点はこのゲームの面白さの一つであるインクの中に入れる点、つまり姿を見せず潜伏出来るのと相性が高いです。突然出て振るって倒す、がシューターより確実性が高い行動として立ち上がってきます。特にカーボン系は速く振れる分奇襲力が高まるので、上手く隠れると強いブキと言えましょう。
 前に塗る性能が低い点は、シューターなどのように前に撃ってそれを使って潜行していく、という移動方式が使えないことを意味します。それは潜行して移動しつつインク回復。というのが出来ないことも同時に意味します。それに振るう場合のインク効率も悪く、倒すならまだしも普通に塗る場合には使いにくいのです。なので、ただ塗る時はともかく、攻める時は単体では中々進みにくい場面が多いのは覚えておきましょう。
 最後の継続的に塗る場合に姿を、というのはローラーの塗り移動時は常に体が出ているという弱点があるということです。シューターなどは姿を隠しながら撃って隠し撃って隠しとやってもある程度道が出来てきますが、ローラーは先に書いたように前に振るうのは道になりにくく、また広く塗ろうとすれば出ていないとろくに塗れないので、他のブキより危険な時間が多いブキなのです。潜伏も、実は一人ではかなり考える必要があるブキでもあったり。それでも、あるいはそれ故に強いですけどね、潜伏。
 さておき次です。

3:スプラローラー系戦闘基本戦略。あるいは塗る? 倒す?

 スプラローラー系は塗るのもキルのも相応に出来るわりといいブキ類です。キル場合は潜伏しつつ、塗る場合は姿を現し、なのでわりと両極端でもあります。『スプラトゥーン』というゲーム、特にナワバリバトルはキルすれば勝利へ道が近くなる、という部分は大き過ぎないので、キルばかり狙うのもいけないし、塗るばかりでもやはりいけない。つまり、姿を現す場面か、姿を消す場面か、というのを考えないといけないブキという訳です。そういいつつ、個人的には塗るのが好きなので姿現しまくりんぐですが。
 さておき。
 スプラローラー系のいい点はその塗るがキルとイコールとなる場面がある、ということです。塗りながら相手を轢ける、それがスプラローラー系の一番面白い所です。これは脳汁がぶりっとでます。誰でも出ます。潜伏や相手の視線や射線を読んで轢けたときなんかは特に。とはいえ、それを狙い過ぎると間合い外から狙い撃ちでお亡くなりになるので、通常はその場合をどうするかを考えないといけません。
 この間合い外から狙われる場合、二つ考え方があります。一つがこっちのブキ振りのインクで倒す。もう一つが戦略的撤退です。
 ブキ振りで倒す場合は、こちらのブキの射程を知っておく必要があります。その射程と、相手の射程がどう絡むか、というまで理解していると更にはかどりますが、とりあえずはまず己を知りましょう。ジャンプ打ちだと、大体平均的なシューターの射程よりちょっと狭いくらい、だったはずです。こっちはほぼ一撃ですが、相手は2、3発必要なので、出会い頭でなくても案外上手く決められます。偶に相打ちしますが、普通にやってればやられるので相打ちオーケーと思いましょう。潜伏する時にもこの間合い管理は重要なので、覚えておく方がいいです。四間……三間半……三間! って遊びもはかどります。とはいえ、長射程のブキに狙われるとどうにもならないという点には留意しましょう。特にチャージャーは接近できれば、だけど出来なければ、なのでその辺は対策が要ります。
 もう一つの考え、逃げるですが、これはこのゲームにおいては特にナワバリバトルでは塗ったもの勝ちである、そして攻め手となる所は複数ある、というのが影響してきます。長射程に狙われる場合にこの方策をとることにはなるかと思いますし、その道は敵が多い、どうあがいても一人倒すのが精いっぱい、という場合は逃げて違う道をいくか、あるいは仲間と連携して攻めていけばいいのです。その場でやられるより、少しでも生き残る方が、最終的にはいい結果を残すというのを忘れないように。特にローラーは塗りしやすいので、上手く生き残ってあちこち塗る方が貢献出来る場合が多いです。
 それと、轢き殺したい! という歪んだ想いに囚われるようなら、それはそれでいいと思います。塗りながら倒せる、轢き倒せるというのは一挙両得、アブハチトラズです。ただ、簡単な道ではありません。スプラ系なら一撃で倒せるとはいえ、相手も黙って轢かれる訳でもないからです。ならどうするか。黙って轢かれるようにすればいいのです。つまり隙をつけばいいのです。先に書いたように、相手の視線が他所に向いている所を迫って轢いたり、潜伏でうかうかと近づこうとしている所を迫って轢いたり、逃げうって道が無くなった所を轢いたりすればいいのです。射線がこっちを向いてないならこっちのものです。殺って殺るDEATH! ガンガン轢き倒してやりましょう。

ひとまずここまで

 がっつりまとめると。
1:ローラーの種類で性能が結構違う。その中でオススメはスプラローラーコラボ。
2:意外と自分から攻めるには工夫がいるのがローラー。それをどうするかが腕の見せ所。
3:キルるも塗るるも使い手次第。轢き殺すのは楽しいけど難しいよ?
 という感じでしょうか。また書きたくなったら書くと思いますが、何時になるかは知らぬ知らぬ。
 とかなんとか。