先に総評
ゲスト多い! というのは最近とみにであります。その中から新連載を勝ち取る作品もありますが、それでもまだ誌面の全体の真の安定化に対して貢献できるものが少ないのが現状です。というのに、はりかも『うらら迷路帖』と川井マコト『甘えたい日はそばにいて。』のきららミラク出向組がお話の完結へと足を踏み入れ始めました。どちらも、それをやるとなると終わるしかない所へと、なので、早晩お話の決着がついてしまいます。それまでに、新たな時代の胎動が生まれるか。結構ギリギリなところです。
連載陣自体は安定感はあるにはあります。まだ仮初といえる安定ですが、新連載組の中で頭角を現した、ルッチーフ『奥さまは新妻ちゃん』や、わらびもちきなこ『佐藤さんはPJK』、若鶏にこみ『放課後すとりっぷ』などがだいぶ目立つようになってきました。そう言う意味では、誌面はだいぶ変わってきている、という言い方も可能です。でも、まだ足りない。もっと、もっとだ! と中毒患者めいた要求をしてしまうのは、中毒患者だからでしょうか(トートロジー)。あともうちょっとなんだよ! ぼくのかんがえたさいきょうのきららは!
などと妄言を吐いて、総評とかえさせていただきます。
個別チェック三連弾
- かきふらい『けいおん! Shuffle』
- まともに練習している! という何を馬鹿なことを。な発言をしてしまいました。でも、かき先生の前作『けいおん!』では練習風景なんてほとんどなかったんですよ。それが今度はかなりきっちりと練習を! ビビりますよ、ええ。でも、前提条件が違うんですよね、前作とは。唯さん以外はある程度出来る状態でした、はず。記憶があいまいだ。でも、今回は三人が初心者。なので基本からちゃんと、ということでしょうか。だからか、なんか新鮮! なのでした。
- 鴻巣覚『がんくつ荘の不夜城さん』
- 湖西晶『下を向いて歩こう』
- 美浜さんの持ってる力がまた、発揮される形に。拾うのに運を使い過ぎていきなり頓死しないだろうな、この子……。でも、いい子なので頓死しないで欲しいデスネ。(そう言う漫画じゃねーから) そして眼鏡っ子さんは見事にボッチ力を発揮しており。部活に入るつもりが部室に入れないってお前……。
今月のワンワード
- 阿部かなり『みゃーこせんせぇ』
お願いします何でもしますからぁあ!!
- 某業界の語録ですね、分かります。何でもするって言ったよね? って詰めるやつですね、分かります。