今回のまんがタイムきららキャラット三作取り上げ(2019年4月号)

承前

 まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。三作だとバランスがいいのです。
 選ぶのは好きな作品。とはいえ、号によって振れ幅がありますので、最大のゲインがあるやつ優先です。その方が楽だしね! 楽はしたい。
 それではいってみましょう。

Quro『恋するアステロイド

 祝アニメ化! というかもしかして2巻乙コースなのでは!? という最近のあおさんの実家の都合話見てて思っていたので、これは素直に嬉しいところです。部活ものとしてはかなり良い物でしたから。で、あおさんの実家方面については、みさ姉さんが実家を離れる=みらさん家に空き室が出来る、つまり同居生活の形になるな。というウルトラCをぶっこんできました。その手はあるんだけど、いいのかその手! この衝撃を狙っていたのなら、成程積み重ね大事じゃねーの。という跡部顔になろうものです。アニメ化の報と同時に、まだ連載は続くよって面。いい。好き。

みらくるる『メイドさんの下着は特別です。』

 雫さん話。ご主人様にニンジャの魔の手が! という導入から、最終的にそのニンジャたちが辱め(顔面さらし)られる展開に。体の露出は良くて顔はダメという倫理観が分からん……。この漫画の倫理観が大体おかしいのは前からだけど、それにしても……。あ、雫さんがニンジャニンジャしてたのは良かったです。まあ、それでもショーツ型手裏剣とかイミフでしたが。というかご主人様の探究心はそっちの方まで……。戦闘用ランジェリーとかなんだよ……。そりゃ相手のニンジャもWhat?ってなるわ。

険持ちよRPG不動産』

 ドラゴンが出たぞー! というのからそのドラゴンらしいのが押し込んでくる話。でも、まあ本当にドラゴンだとしたらちょっと小さいにも程がありますよね、であったのでしばらくして招待見たりされたり。そこから、人の役に立て! という流れになったのも良かったのですが、ファーちゃんのモンスターと話せるスキルが魔王由来ではないか? という情報が小出しされ、ついでにラストでいつもファーちゃんではしないような微笑みを見せて、謎い! という感じで次回に引きました。果たして、ファーちゃんは一体どういう出自があるのか。謎い。