不定期な今日の『ゲーミングお嬢様』のワンワードから 第十回

既に怒りゲージが画面外に
突き抜けそうになってますわね

ゲーミングお嬢様 - ジャンプルーキー!

この項の説明ッ!!

 なんか十回目になった大@nani『ゲーミングお嬢様』のワードを無駄に解説するコーナーです。こうやってゲームネタを掘っていくのは楽しいものです。そうすることで、それで満足するしか、ないじゃないか……。という謎の不満足も出てくる昨今、皆さんいかがお過ごしだ! と懐かしすぎるけどニュースマンという誰も知らないキャラクターの言葉を借りつつ、早速始めましょう。

第十回「怒りゲージ」

 怒りゲージとは、怒りの度合いをゲージで表したものです。その開祖は、SNKサムライスピリッツ』であることは、以前にもお話した通りです。←してない
 さておき。
 怒りゲージについてもう少し詳細に話しますと、初代サムスピでは相手の攻撃を食らうとこの怒りゲージが高まり、攻撃力がアップしていく、というシステムを採用していました。攻撃を当てるのではなく、食らう、という辺りに普通のゲージとは違うのだよ! という気概を感じます。ただ、初代サムスピは迂闊に食らうと物凄く体力を持っていかれるゲームでもあり、運が悪いと3撃で死亡、というのもあったくらいです。なので、ゲージはあるけど、意識して食らうのは危険であり、ある意味ロマンめいたところがありました。
 これに変化があったのが、続編である『真・サムライスピリッツ』。ここで怒りゲージがあれば、超必殺技相当の武器破壊技が出せる、という風になりました。以後、この形は継続していきますが、それでもやはり基本は攻撃を食らったら、という点は変わりませんでした。途中、天草システムじゃねえ天草降臨で自分から怒り爆発に持っていける形にもなったりしましたが、余談ですね。
 さておき。
 この怒りゲージという言葉、ゲーム外だと怒りのメーターとして機能するものです。今、これくらい切れそう、というのを表すものとなるわけです。ですが、出てくるときは大体ゲージが振り切れているものです。この怒りゲージの振り切りの速さ、あるいはゲージの長さで、そのキャラが如何にブチのギーレェであるか、どこまで許しがたいか、というのが表現出来る便利ワードなので、覚えておくといいでしょう。
 ゲー嬢では、怒りゲージは既に画面外、コマ外にまで突き抜けて怒り爆発しており、如何に隆子様がブチのギーレェであるか、というのが表現されています。隆子様の沸点は基本そんなに高くない点を加味しても、中々のブチのギーレェ具合だ、というのが分かる表現でした。まあ、トップに君臨出来るという戦いが、ラグラグの相手と、ではそりゃ沸点低くなくてもブチのギーレェなのは当然ではあります。同情の余地というか、怒りゲージが突き抜けているのに切れているレベルになるのも当然と行ったところでしょう。怒り過ぎて冷静になる、は流石にちょっと大丈夫か、どっかのキョウスケの「俺は、冷静だ」みたいな状態ではないのか? とは思いましたけども。あれはあれで冷静でしたが、隆子様はその後がね……。冷静じゃねえよな、あれ……。
 とかなんとか書いて、締め。