まんがタイムきららキャラット三作感想(2021年8月号)

まんがタイムきららキャラット 2021年8月号 [雑誌]

この項について

 まんがタイムきららキャラットの三作品を好みで選んで感想を書くという意志だ! というものです。三作品は完全に好みで選ぶので、偏りはありますが、偏りがあってこそだろうがっ、ってコミックマスターJさんは言っていませんので、まあそう言う事です。 
 さておき、それではいってみましょう。

浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』

 先月号で浴衣に下着は、というのでそういうのオミットされた状態でお出しされたロコさん。当然おこですが、何故か周りもロコさんだけを犠牲に出来ない! という精神ではないんですけど、お揃いのオミットし始めるのでもう駄目。何こいつら……。
 ですが、それはロコさんの罠だったのだ! というオチが秀逸でした。結局ある意味ドッキリだったのはオミットしだしたイノニナだけ!
 というので、その後イノニナがアセアセするのか、と思ったらロコさん装備してんのかよ、え゛ーだったので、こいつらナチュラルにヤバイな。と再確認するのでした。自分たちがオミットしているのに対して恥じらいでないの、マジ何なの?

得能正太郎NEW GAME!

 この漫画もそろそろオーラスを迎える訳ですが、最終回を目前にしてお菓子を配っていくだけとかやりだして、でもそこからすすっとマスターアップに向けての流れに突入していくシームレスっぷりが素晴らしかったです。この漫画も、このまま終わっていくのだ、というのがにわかに信憑性を増してきているというか、完全に個人的にこの漫画が終わるんだ、というのが受け入れられないという地点にあります。
 なんのかんの、一話目から読み続けてきた漫画が終わる、というのが惜別の気持ちを出しているのです。お菓子配りも、最後にこいつらがいた、というのをしっかり感じさせてくれるものでしたし、いや、本当に終わるんだな、という。終わるべき時だし、いいことなんだけど、なんか勿体ない気もするんですよ。まだ、いやでも、ちゃんと終わるべきだ。とかなんとか。

カヅホ『キルミーベイベー

 ヤバいことになることに関しては信頼度1000%のあぎりさん家のシノギ回。今回は害虫駆除、などと、その気になっていたやすなの姿はお笑いだったぜ。ということでホラー回となりました。キルミーベイベーバスターズだ! じゃねえんだよ!
 ということで、幽霊とかなんかヤバイのとかの駆除に。探知機に反応してないからあのクリーチャーはどうでもいいとか、幽霊駆除燻煙剤とか、そのどうでもいいって言ってたクリーチャーが燻煙剤でコロっとしてたりとか、そもそもなんで幽霊が燻煙剤で除去されるのかとか、よくわからないものを殺すガンとか、とにかく全部頭おかしい回でした。そして締めは……。ホラー回でしたね!(色々目を背けながら)