まんがタイムきららキャラット三作感想（2021年10月号）

この項について

　まんがタイムきららキャラットの三作品を取り上げ、それについて個別に感想していくという項です。
　漫画選択はかなり適当で、出来たら前、中、後としたいんですが、まあ時と場合による。
　そんな訳でとにかくいってみましょう。

得能正太郎『NEW GAME！』

　最終回！　ソフィーちゃんさんが育ったー！　という驚きを交えつつ、イーグルジャンプお引越しで、この漫画は終わっていきます。皆色々変わって、会社の場所も変わる。そういう節目にソフィーちゃんさんが育ったー！　を入れてくるからこの漫画はいいですね？
　しかし、本当に青葉さんがしっかり場を仕切ってたのを見て、この漫画も到達したなあ、というのを交えつつ、最後に空きスペースになった元イーグルジャンプの場所で、更に前に。いい終わり方なんじゃあ、ないでしょうか……。とCV稲田徹になる、綺麗な最終回でした。得能先生、次回作待ってます、よ！

浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』

　ロコちゃんさんが、またデジャブにさらわれたー！？　そして、乙社長から提案される、クリームあんみつ打倒作戦！
　などと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ。どういう訳か、トネさんのお母堂がチャイナ着てロコちゃんさんを篭絡しようとしていました。ロコちゃんさんとしてはありだそうです。
　訳が分からないよ！
　自分の母親がチャイナで知り合いを篭絡とか、パワーワード過ぎて実際にその場にいたらいたたまれないよなあ。実際トネさんがマジやめて！？　ってなっててカワイソ面白かったです。

優しい内臓『死神ドットコム』

　開幕バンに乗せられてどこかへ、というので、メルメルさんじゃないけど終わった…、この漫画終わった…。ってなるのもしょうがないと思っていただきたい。そういう意味で終わる可能性が激的に高いんですよこの漫画！
　でも、だいぶギリギリだったけどなんとか命は取られない話でした。逆に言うと匙加減次第で命の危機がするっとやってくる可能性も示唆された訳で、今後の死にコムのすう勢に目が離せません。なんか舎弟さんが駄眼鏡の為でいい感じに無駄に命散らしそうなアトモスフィアを得てしまっていて、そういう意味でもこの漫画のすう勢から目が離せません。ここまで負の意味で目が離せない漫画も多くないですよ……。