まんがタイムきららキャラット三作感想(2021年11月号)

まんがタイムきららキャラット 2021年11月号 [雑誌]

この項について

 まんがタイムきららキャラットの三作を取り上げ、感想を書いていきます。大体これ、というのが安定してきたというか。インパクトがあるのを取り上げてしまう癖がありますね。
 それでもやっていく。
 それではいってみましょう。

カヅホ『キルミーベイベー

 キルミーは一本目でその回の出来不出来が分かると言いますが、今回のはもう駄目だ、おしまいだあ……。というテンションで、とりあえず「もぎり!」って言った段階でこの回の狂いぶりは確定しました。
 今回は偽物刺客の話ですが、また偽物? というくらいには偽物回というのはあります。それも大体狂ってたんですが、今回はその偽物がソーニャ、やすな、あぎりの三人分出て来て、しばらく偽物と偽物が無駄なことをごちゃごちゃして、最終的に本物も混ざってわちゃわちゃする為、完全に夜神月顔で「クソッ! やられた!」というくらいにそこにまだ金鉱が埋まっていたのか! という内容でした。また偽物? なんて思った俺の不肖っぷりを殴りたいくらいです。吉村ー! 護!?

あfろ『mono』

 ひたすら食い歩きする、というだけなのになんか面白いという、あfろ先生の仕上がり具合が異常になってきているのが分かる回です。ちゃんと笑い要素の小ネタもある、んですが、編集さんが食いまくる、その食いっぷりが気持ちよいので、それを見るのが目的になってしまっていました。最後のオチの、ミニとはいえどんぶり物を6件分、プラスに追加で色々食った後、もう一件食っていきます。というので、食道楽! という言葉でしか言いようがない謎のアトモスフィアがありました。
 その食っている様しかみてない感じにみえて、ちゃんと編集さんとしての仕事もしているので、それを踏まえると、いや、やっぱりなんかおかしいぞこの人。なんなんだ。そういう細やかなボケ要素がある、そういう回でした。

浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』

 ロコさんがメスガキになって「ざぁこ♡ ざぁこ♡」してきてもうチコさんの趣味最高というか最高だッぜ! チームサティスファクションの復活だッ!! でした。そこ以外の話が頭残らないレベルでロコさんのメスガキムーブは素晴らしかったです。それしか言葉が浮かばない……。俺も言われたい……。