先月のまんがタイムきららチェックポイント（2021年12月号）

先に総評

　先月号でほぼ完全体だったきらら。ですが、今月号で『謎のリリリス』が最終回を迎えました。わりと前から、リリリリスが出てきた辺りから2巻乙は間違いない。俺にだって、2巻乙を防げない時くらい、ある……。とキバヤシ断念するばかりでした。しかし、最後はかなりの大団円。キャラクターがわちゃわちゃするだけでも、この漫画面白かったんだな、というのがお出しされ、なんだかとっても、ありがてぇじゃねえか……。とCV稲田徹してしまいます。それくらいにはこの漫画が好きだった、という由だったのかもしれません。
　訳が分かりませんが、さておきこれできらら誌ヤバイ系は2作になってしまいました。しかし、どちらも一騎当千、というかこんなのでも相手するのに千騎も必要なのか……。と謎の絶望をしてしまいます。生き残った二騎がどこまでやるのか。それできららは持つのか。そんな謎のお気持ちをお出しして、今回の総評とさせていただきます。

個別チェック三連弾

• かきふらい『けいおん！ Shuffle』
  • 部活が生まれると他の部活がしわ寄せを食らう、ってひどない！？　という内容ではなく、真帆さんが古巣の為に頑張ると、リサさんも出てきてイイハナシダナー、という内容でした。『けいおん！』でもある意味ご都合的なキャラはいましたが、リサさんのそれはかなりのもので、でもなんかやりたい気持ち、助けたい気持ちがしっかり出ていて、だからなんか許容出来ました。ちゃんと部活の助っ人何でもできる、ってそんな人ほんまおるん！？　はやっていたのもありますね。
• 荒井チェリー『むすんで、つないで。』
  • 倉石さん、自分が憧れられているという事実を知り、でもどうすりゃええねん！？　ですがなんとかやってて、年の功……。ってなりました。伊達にしゃんとはしてねーぜ！　ではありますが、鳥居さんとの仲ぐらいの人がいると、今後発展すると思います。鳥居さんあれですが。そして、薗部っちもあの中でいい位置につけてきましたね。薗部さんと比べると人間関係に食い込んでいる感じですが、それがまた違った様相になっていて、うん、いい。
• ルッチーフ『奥さまは新妻ちゃん』
  • 抱けー！　抱けー！　という全国のきららスキーに声を出させている新妻ちゃん。今までそういうの全く無かった、というので、余計にやるんだな、やるんだな！　と声が自然と出てしまいます。すいません。とはいっても、今まで新婚だから、やるんだろお！　ってのがさっぱらぱーだった訳じゃないですか。それが連載4年を超えてとうとう、とうとうなんですよ！　抱けー！　抱けー！　ってなるのもしょうがないと思っていただきたい。いやまじ次朝チュンから始まったらキレまでありますが、そうなるかなあ。

先月のみくるん『はなまるスキップ』ピックアップ

　陰キャを狙え！！　じゃねえ！　でしたがなんか異世界転生ネタをしてきました。まあ夢落ちなんですが、ちゃんとゲーム異世界感がしっかりしていて、やるじゃない（ニコォ）ってなります。
　ここのところをあえてベタにするとこの漫画だと逆に映える、というのが良く分かっている辺り、さすがのみくるん先生です。伊達にこの漫画をきららで上映しているお人ではありません。そのベタさを基準にして、一段落の部分の無茶さも際立ちます。いや、どういう生態なんだよ、魔王。
　さておき、最終的には前述通り夢落ちですが、会長が何故か再選している、というある意味この漫画で会長は会長なんだ、というのを施行する為とは言え、大変だな会長、ってなりました。

この号のワンワード

• むらさき『えるくえすと！　～勇者エルヴィーラは現実世界に転移しました～』

で・・・伝説の大魔法使いさまやん・・・！

• ということで魔法使いが登場です。エルフなんで長生、だからそれを生かしてというか500年頑張って大魔法使いになった、という努力の人だけど、現実世界に来たら当然レベルは1に……。
  • それでも挫けない辺りが努力の人やなー、ってなりました。いやまあ、一回挫けてましたけど、リブートするの早かったですからね。努力の人やなー。