ジョニーから入るGGST その3 攻撃関連の更なる基礎知識

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だって思いついちゃったんだもの

 わりと久しぶりになりましたが。スパロボ30が面白くてね。
 さておき。
 GGSTに格ゲー初心者が、それもジョニーから入る、という不思議時空がはっせーするほどの事態を想定して、GGSTについてお教えいたしましょう、というヤベー顔でやるところです。
 自分の中でGGSTが何処までちゃんと理解しているかの確認の為もありますが、基本的にはそう言う文章かきたい欲にかられただけの項でもあります。
 そう言う語りはさておき、今回は攻撃操作のベタ基礎は前回やったので、更にGGST特有の行動や、必殺技について解説していこうかと思います。
 それではいってみましょう。

ガトリングコンビネーションについて

 前回、P、K、S、HS、Dの五つのボタンで攻撃操作することについては記載しました。
 その上で、更に追加する情報は、それら攻撃が、別の攻撃で連続で繋げられると言うものです。
 それは古くは『ヴァンパイア』のチェーンコンボと呼ばれる連続攻撃操作から系統が連なるもので、GGシリーズではガトリングコンビネーションという呼称がされます。
 どういうものかというと、例えば近Sから、遠S、HSとボタンを叩いていくと、それらの対応技が所謂キャンセルできる、行動の途中から次の技に移行できるので、連続して相手に当てられるものとなります。
 これにより、単発だけとは破格の差で通常技を使うことができるのです。
 とはいえ、これには法則性があり、野放図に繋いでいけるわけではありません。
 GGSTでは、

  • 立ちP、しゃがみP>前P、前K、前HS
  • 立ちK>前P、前K、前HS、立ちD、しゃがみD
  • しゃがみK>前P、前K、前HS、立ちD、しゃがみD
  • 近S>遠S、しゃがみS、立ちHS、しゃがみHS、前P、前K、前HS、立ちD、しゃがみD
  • 遠S>しゃがみS、立ちHS、しゃがみHS
  • しゃがみS>立ちHS・しゃがみHS
  • ジャンプK>ジャンプD
  • ジャンプS>ジャンプHS・ジャンプD
  • ジャンプHS>ジャンプD

 これでほぼ全キャラ統一されています。例えばHSからしゃがみKにいく、というのは出来ないようになっています。
 ジョニーもその例に漏れず、全てこのルールの中でガトリングコンビネーションを使っていくことになります。
 ガトリングコンビネーションの利点は主に初手が当たれば連続してヒットする、所謂コンボというものになる点です。
 例えばジョニーなら近S>遠S>立ちHS、と繋がります。
 そして、その技群が出ている間に相手にヒットしているか確認しつつ、次の行動を決める、ということしていくことができます。初心者の人がいきなりそれを、は当然出来ませんが、いつかはそれができるようになる日も来るでしょう。その辺は練習して覚えていく、というやつです。
 まとめると、ガトリングコンビネーションは、ある一定のパターンながら通常技と通常技を繋げていける行動、ということです。
 GGSTではこれは一定のもの、つまり上記だけ。これをジョニーで覚えれば全キャラに応用できます。

ジャンプキャンセルとダッシュキャンセル

 GGST特有なものとして、ジャンプキャンセルとダッシュキャンセルというものがあります。
 キャンセルというのは先述ですが行動の途中で別の動きに移行するものです。格ゲーのキャンセルというと通常技からの必殺技キャンセルがまず筆頭ですが、それは今度みっちりやるとして ここでは上記の二つのキャンセルについて解説していきます。
 とはいえ、そこまで難しいことでもありません。詰まるところ、攻撃をジャンプでキャンセルするのと、ダッシュでキャンセルするのと、ということです。
 もっと砕けて言うと、攻撃を当てつつジャンプ、あるいはダッシュする、ということです。中々やばそう、と思えるようになったら初級者帯ですので、とりあえず初級者の方はそうなのかー。くらいでいてください。
 この行動が出来るのは、ジャンプキャンセルが地上技で立ちKと近S、ジャンプ技ではキャラに寄りますが、ジョニーはジャンプK、ジャンプS、ジャンプDが対応しています。
 また、ダッシュキャンセルは立ちKと近Sが対応しています。ジョニーも基本のダッシュはステップタイプですが、ここでは他のキャラと同じ仕様、ちょっとしたステップとして可能になっています。
 これをどう使うか、というと戦術論というか戦い方の話になりやすいので、そういう話はまたいずれとして、とりあえずの使い道はジャンプキャンセルはコンボ用、ダッシュキャンセルは奇襲用、という感じで理解していていいと思います。
 つまり、大体コンボに使うジャンプキャンセル。奇襲に使う用のダッシュキャンセル。というのを覚えておいてください。

必殺技の話

 そろそろ必殺技の話をしましょう。
 必殺技とは。通常技より強力で、且つコマンド入力を要求される技となります。
 そして、通常技を所謂キャンセルをして出すことが可能です。
 キャンセルについてはちょくちょく書いてきました。至近のジャンプキャンセルとかと同じです。つまり、行動途中で違う行動に移る、というやつです。
 これが必殺技だと一気に発展してきます。
 ジョニーの立ちHSがヒットさせても危険なところがある、という話は前回一応しました。当てても、次の動きが出来るまでかなり動けない、所謂硬直が長いというやつです。
 ですが、これにジョニーの必殺技、ミストファイナーをキャンセルすることで、当てていれば連続で当たる、つまりコンボになり、相手から反撃されることはなくなるどころか、むしろこちら優勢になります。
 また、ガードされるとやはりミストファイナーを出しても危険な場合がありますが、後述するミストファイナーキャンセル、ミスキャンをすれば、ガードされていても反撃をヒットさせられることはない。
 このように、必殺技キャンセルはコンボや隙消しの用途で使うのが大体です。
 とはいえ、相手のガードを突破する、所謂崩しで使うなど、必殺技によって利用法は様々だったりしますが、ジョニーにおいてはコンボと隙消しが必殺技のメインな使い方になります。

さあ、ジョニーの必殺技だ!(さあ牛だ!の調子で)

 ということで、勿体ぶりましたがジョニーの必殺技を見ていきましょう。

ミストファイナー

 ジョニーのメインで使う必殺技で、下・斜め後ろ下・後+Pまたは KまたはSボタンで出すことができます。
 ボタンにより、攻撃する位置が変わり、Pで上、Kで横、Sで下を攻撃します。どれもコンボに使いますが、意外とちゃんと使い分けが必要なのでコンボのレシピを見た時はよくよく見ておくように。
 また、ミストファイナーは色々と派生行動があります。マジ多彩な技です。
 が、まずはミストファイナーキャンセル、所謂ミスキャンだけ覚えて帰ってください。
 ミスキャンはまずミストファイナーのコマンドを成立させて、その時ボタン押しっぱなしにします。そしてすぐHSを押すと、ミストファイナーの構えをキャンセル出来ます。
 これで、HS類の隙を減らすなどの使いかたをします。特に立ちHSなどは隙が甚大なので、これで減らすのは必須スキルまであります。
 とはいえ最初はここまでのこと全部は混乱してしまうでしょうから、いきなり対戦に投入とかは考えず、地道に練習を積むのが得策です。
 慣れるまでは、ミスキャン考えずに Kミストファイナー打ちっぱなしでもいいです。まず技の感じを掴み、次にキャンセルの感じを掴む。そしてミスキャンを覚えて、それを実戦でも使える様にする。ロードマップとしてはそんな感じ。

空中ミストファイナー

 ジャンプからのミストファイナーです。ジャンプSをひっかけた時に出したりしますが、基本的にそこまで多用する技ではありません。
 一応、空中Sミストファイナーを使う局面もありますが、今回はそこまでは深入りしません。入ると結構深いですよ……。

ディール

 下・斜め前下・前とP、K、Sのボタンで出る技です。
 カードを投げる技でこれ自体には基本攻撃としての判定はありません。空中版はあるんですが、とりあえずないと覚えておいていいです。
 これは何か、というと、そのカードにミストファイナーを当てると、追加攻撃が発生する、という仕組みです。
 この追加攻撃は当てれば相手を浮かせ、ガードさせてもガードクラッシュという状態になるので、とりあえずこの追加攻撃を発生させるのを狙う為の布石となります。
 ただ、問題もあります。
 カードを投げる動きは基本隙だらけなのです。また、カードの位置が移っていくのでミストファイナーのボタンを状況に応じて使い分けいかないといけないのです。
 この辺りが慣れないとかなり訳が分からないものであります。
 なので最初はある、くらいの記憶でいいです。
 いずれ使っていくことになりますが、最初からぶんぶんカード投げても何も始まらないのです。まず基本の動きが分かって、それから狙いどころが見えてくる、という技です。

燕穿牙

 ちょっと跳ねて攻撃する技です。最初はミストファイナーキャンセルの失敗でこれが出る、という場合もあります。ミストファイナーのコマンドでボタンがHSなのでミスる時はミスります。気を付けましょう。
 とりあえず、基本的にゴリゴリに使う技ではなく、前Kからのコンボなどで活躍する技です。また、跳ねるので足元系の攻撃を無視して行けるとかあります。
 立ち回りで使う場面もあったり、コンボで使う場面があったり、とあったりはありますがこれを必ず使う! という感じじゃないので、とりあえず今のところはあるんだ、くらいの記憶でいいでしょう。
 そして繰り返しますがミスキャン練習中にミスって出ること多いので、その時はボタンを押すタイミング重視! とも。まだ早いかもですが、言っておきます。

跳躍

 ディールのコマンドにHSだと、前にヒューンとカッ跳んでいく技の跳躍を出すことが出来ます。その後HSを押すことで派生行動の空中ディールに移行できますが、これもわりと奇襲向けなので最初から念頭に入れる必要はありません。
 ただ、結構な距離を一足飛びで行ける為、通常技キャンセルなどから出して攻めに転ずる、というまあこれも奇襲なんですが、そういうのがあります。
 この辺は如何に虚を突けるか、というところなので、応用範囲内ですが、虚を突く、というのが必要になってきたら覚えたい行動です。
 必殺技についてまとめると、ミストファイナーが基本。他はおいおい使っていく。という感じです。最初から考えるには面倒な技が多いのです。
 あと、ジョニーの必殺技はコマンドが下から前の所謂波動コマンドでディールや跳躍、下から後ろの所謂竜巻コマンドのミストファイナーや燕穿牙が出ます。だから、波動コマンドと竜巻コマンドだけで扱えるのがジョニー、ということになります。

とりあえずここまで

 今回は攻撃の基礎知識のもう一段積み上げでした。もうちょい掘れそう。ミストファイナー周りは戦術面で語れそうです。
 あと、キャンセルについてもうちょい深堀しないとな、というので次回はキャンセルについてカカッと書いてみる感じになると思います。予定は未定。
 さておき、今回はこの辺りで。したらな!