先に総評
ビリー「ゲストが一つもない号となってございますー!!」
ギース「何ぃ!? それは真実(まこと)であろうな!!」
という寸劇をするくらい、マジでゲストがないという異次元な号が、2023年12月号です。
なぜこうなったか、というのは星テレのレポートと三作新連載がぶっこまれ、他に休載もなかったのでこうなりました。そういうことできたの、きらら君!? そんなスキルがあったの!? できる子だったの!?
こうなるのは本当にきらら本誌がゲストがあたりまえ体操だったからですが、こうなったらこうなったで慌てるので、私もまだきららに対して覚悟が足りなかったのだな。できる子だったのだな。認めよう。
ということで今回の三連弾は新連載三つを取り上げる形となります。ご了承ください。
とにかく、まさかの新連載三連弾の号、というのが今号だったというのを総評とします。
個別チェック三連弾
- ルッチーフ『ほうかごバスケット』
- 不燃系女子、けいさんがバスケ少女つばささんとバスケに出会って、という導入。しかしそこはきらら漫画。集団球技のバスケットボールではなく、バスケットボールでバスケの基本なシュートに焦点を合わせた感じの漫画と現状はなっています。以後ちゃんと集団球技のバスケットボールにいくのか、ゆるゆるとバスケ少女つばささんと適当バスケをしていくだけになるのか。ゆるゆるだけじゃ終わらんよなあ。とは思いますが、ゆるゆるやってもいいで? と謎森田顔で許可したくなります。さて、どうなる。
- 蒼井ゆん『異世界魔王ごっこ ~魔王は姫を倒したくない!~』
- 乃々さん、魔王に抜擢! でもその戦う相手は自分の推しキャラで……。というのでゲームと地続きな世界観で唐突に魔王にされた乃々さんの明日はどっちだ! という話。それにしても、えるくえが終わってからまたゲーム世界と地続きの漫画が出てくるとは……。地味に流行りの意匠なんですか? なろう調べれば雨後の筍の子のこのこのこと出てきそうですが、きらら本誌で連続するだけ流行っているのだろうか? とはなります。内容としてもわりとよくある推しキャラと敵対! ですし、この意匠そこまで擦れるのか? となってしまいます。ベタゆえにベタですが、さてどうなる。
- さのださだ『ばくちぬぎ!』
今月のワンワード
- 西畑けい『きもちわるいから君がすき』より。
私のすきって司さんに怒られることだったんだ
- 何を勘違いしている! 今お前は甘えていい! 甘えていいんだ! となる依子さんの迷走回でした。怒られる、というのはそれはそれで甘えられるってことなんだぞ、よりより!
- ごめん、今なんかよりより言いたかっただけだ! でも甘えることがお前の願いなんだ、気づいてくれ、よりより!