ダイヤモンドに上がれぬは女々か?

マスターになれるではなく"いつかは"マスターになれる、でしょう

 スト6の話で、偶にマスターまではチュートリアル、とかいう*1輩がいますが、それは自分たちのムーブが正義とかいかれたダンスで答えを探した結果です。丸印です。象印かもしれません。
 自分ができたことを特に砕いたり整理して話すのではなく、単にマスターなれるやろ、だけの意見で相手を翻弄することしか頭にないすくたれ者の発言なので、これは聞いても無視でいいタイプの言説です。お前のチュートリアルと俺のチュートリアルは違うんだよ! 実感のないチュートリアルなんて、興味あるわけないじゃない! わかんないかなあー!

ジリジリいくのと、そもそも論

 とはいえ、実際問題としてはスト6はマスター行きやすいのでは? というのは言われています。勝率5割を維持できればいずれマスターになれる、というのもプラチナムの勝ちポイントと負けポイントの差からすると、確かに5割維持なら問題なく上がりそうに見えます。*2
 なので、勝率5割維持できるならいずれマスターになれる、やり続けていれば、ということは可能でしょう。

でもさ

だがしかし! まるで全然!
 その時期が来るのは程遠いんだよねえ!

 ということで、ランクマをマスターまで上げるのは、そう単純な話ではない面もあります。
 まず、わりと時間を食う。5戦勝ったら、とかではない。時間はある程度必要。それと、ただ無心にランクマしてても勝てないから、練習と攻略も当然必要。
 なので、いつかはマスターにはなれるにしても、そこまでやるのか、という話になってきます。ジリジリやってりゃあ、行く。いつかはマスターにはなれるだろう。
 ですがそもそも、ランクのことを我々は読み間違えているのではないか? という疑惑も上がってきます。ランクの見方が、一般的な見方が実は違うのでは?

ランクのミカタ

 スト6で我々を絡めとるランク。マスターやその先のレジェンドとかを目指す人もおられましょう。拙もいけそうならマスター行ってみたいとは思っています。
 そう言いつつ、プラチナムで足踏みですが、これはランクマそこまでガツガツしてないのも要因の一つ。
 ただ言い訳させていただくと、最近はわりとバトルハブに篭ったりトレモで色々試したりしており、ランクマに行けていません。
 ですが、こういう時間もランクが上がる為には必要なとこ。軽々にはできません。
 ええ、上げるではなく、上がる、です。
 そもそもの問題として、ランクマはランクを上げるのではなく、上がった腕前がどの辺りなのかを知る為にあるのでは? と最近考えるようになっているのです。
 一杯対戦したり研鑽したりしたものの結実がランクの上昇で、ランクを上昇させる為にランクマに篭るのは方針としては違うのでは、とも。
 つまり結果としてマスターになる、という道筋。マスターになる為に上げるではなく、腕前が上がったからマスターになるという思想信条というやつです。
 あまりに上げる為にランクマしても、腕前自体が上がってないなら、上振れを踏んで上がっても次に下振れ来たら下がって意味ねーまであります。そういうアップダウンの乱高下ではなく、ちゃんとした歩みで上がるべきである。
 そういう思想になってまいりました。
 ランクは上げるではなく上がるものである、というミカタこそ、今のランクに対して正しいミカタではなかろうか。

ランクマで無意味に疲弊してはいけない

 なので、ランク上がらんで疲弊するのは、ダメ、ゼッタイ!
 ランクマをやるモチベーションをランクや数値の上昇などのぱっと見の指数に終始させると、人は大体やる気を減らします。単純なそこでモチベーション維持出来るのはイカれです。よくよく考えて、スト4の時2000くらいの数値で延々上を目指して上りも下りもしないのに遊べていた私はイカれだったなあ、と思います。普通にそこでモチベが維持出来るのはなんかおかしかったのでは? まであります。
 関係なさそうな話はさておき。
 ランクマの数値について、上げるものとしてやると、やはり疲弊しやすい。喫緊の課題をちょっとしたことで上がり下がりする数値に預託するのはよくねーのです。株価の上がり下がりでそこ、数値に囚われてしまうとまずいのと似ています。数値だけを見て全体が見ない、ベタ下りするとこを固執したりとかするのは、大変良くない。
 ランクマの数値もそうで、数字が目的化して自分のプレイが見えていないのはよくない。数字面では出てない、後につながる何かを得ているかもしれないのに、数値の減少だけを気にする、とかマジよくない。
 なので、ランクマのランクを上げる、のではなく、だいぶ色々したし、そろそろランク上がるかな? みたいな試み方なほうが精神衛生上いいし、それでまだ上がらないなら精進精進。上がったら上手くなったんだなあ。でいい。そこで無理にマスターにならないと! みたいなメンタルで行くと負けまくると落ち込んじゃいます。最悪辞めちゃうとかも。
 そうならない為に、マスターに誰でもなれるなら、"いつかは''なる、くらいの気持ちで、じっくり試みるのもよいのではないか、とか考えたのです。
 ぶっちゃけ、マスターに急いでなったところで特に意味のあるものでもない。マスターを名乗れるくらいです*3。マスターになってからもまだまだ戦いは続くし、レジェンドになったとして、それでクリアではない。なんなら世界一になってもクリアじゃない。
末永く対戦することこそ、格ゲーの最終地点。つまり永遠じゃねえ、無限だよ。なのです。
 なので、ランクに対して過度に固執しないのが一番だし、マスターまではチュートリアルとかいう*4輩とかは無視していいのです。そして、誰でもなれるならいずれはなれる、と考えて自分のペースでやっていくのが何よりだと思うのです。というか、シルバー帯で対戦していてつまんねーってことはない。そこはそこの楽しさがある。ランクが高いことが即よいことにならないとも。大体、マスターになっても、結局は対戦するだけですからね。マスターになるのは、だから結果的にそうなるだけ、と思えば変に意識しないで済むかと。
 結局楽しく出来るのが一番なんすよ。どんなランクでも、ね。
 とかなんとか。

*1:無知蒙昧の

*2:ダイヤモンドとかだと減り幅大きいのかしら? 憚りながらこのカタリナル・カトリネス、万年プラチナムなのでその辺存じ上げません!

*3:それの価値が己の中で高いなら、それ目的もいいですが

*4:無知蒙昧の